今日も夏休み帰省中のお話です。10歳、8歳、5歳の子どもたち+12歳の従姉を連れて、雪印メグミルクにある『酪農と乳の歴史館』と工場見学に行きました。
今までは、帰省中に工場見学をしようなんて考えたこともありませんでした。というのも、うちの5歳児は虫と体を動かすのが大好きなやんちゃ坊主。工場見学なんてすぐ飽きるよね?と思っていたのです。8歳男子も体を動かすのが大好きで人の話をずっと聞くタイプではないし、10歳・12歳のお姉さんたちも興味があるのは恋愛映画か恋愛小説か恋愛マンガか…工場見学に行って満足できるだろうか?!
という訳で、優先順位は低かったのですが。今年の札幌の夏休みは雨・雨・雨…。お盆の頃は雨ばかりだったので行くところがあまりなくて…という訳で、初めて工場見学というものに行ってみました。
酪農と乳の歴史館とは
札幌市東区のJR苗穂駅近くにある『酪農と乳の歴史館』。酪農と乳業発展の歴史を伝えるべく、1977年に建てられました。創業以来の歴史が学ぶことができる資料から、実際に使われていた乳製品の製造機械が展示されています。
事前予約の方法
見学コースは案内をしてくれるガイドの方がいて、1回あたり約30名まで。そのため、見学コースは完全予約制です。前日までに予約専用電話番号にダイヤルし、予約する必要があります。
電話番号はこちらで確認できます↓
酪農と乳の歴史館・札幌工場|工場見学・酪農と乳の歴史館|雪印メグミルク株式会社
※実は「前日までに」というのを知らず、当日の朝予約の電話を入れ、午後の時間に若干空きがあったので入れていただきました。ありがとうございました。
見学時間は約60分。受付時間は以下の通りです。30分刻みで予約できます。
【午前】9:00~11:00
【午後】13:00~15:30
土・日・祝日と年末年始は休館しています。
待合室には『勝源(カツゲン)神社』
さて、入口から入ると最初に待合室があるのですが、そこには『勝源(カツゲン)神社』なるものがあります。
雪印メグミルクがほぼ北海道限定で販売している乳酸菌飲料「ソフトカツゲン」。ヨーグルトドリンクほどまったりしておらず、ヤクルトよりもさっぱりしていながら甘みはなかなか強い。独特な味と風味が特徴です。
そんな「カツゲン」は、その名前から受験生やスポーツ選手の間でひそかに縁起かつぎで飲まれているらしく、『カツゲン神社』は合格祈願、必勝祈願の受験生やスポーツ選手の守り神として設置されたそうです。
ちなみに、私は25歳まで札幌に住んでいましたが、受験やら試合のときに縁起かつぎで飲んだことはありません(^-^;でも、自宅の冷蔵庫にたまーに入っていたので、甘いものが欲しいときに飲んでいました。
待合室には雪印商品の展示も。普段はあまり意識していませんでしたが、わが家は雪印さんにかなりかなりお世話になっているようです!
ミニチュアが魅力の見学コース
待合室で、神社やら資料やら展示やらを見ていると、ガイドさんが来て名前を呼ばれます。
「東京から6名でお越しの〇〇様~」
どこから来たのかまで公表されるのね(^-^;と、ちょっと恥ずかしくなりながらガイドさんの元へ。
夏休みだったからだと思いますが、他にも「東京からお越しの~」「岐阜からお越しの~」など、札幌以外から訪れたグループさんがいらっしゃいました。
ご家族っぽいグループさんが多く、中には未就園児っぽい子もいました。
※大人用のパンフレットと子ども用のパンフレットもいただきました。
見学コースは写真禁止のため、写真は無いのですが、最初に登る階段の吹き抜け部分に吊るされた70個以上のカウベルが出迎えてくれます。手で触れてもOKとのことで、鳴らしてみました。ノスタルジックな音が響きます。
2階には、創業当時の機械や工場のミニチュア模型が並んでいます。工場の模型は動いているので、子どもたちはギリギリまで近づき、見入っていました。
今年はちょうど、サッポロさとらんどでバター作りをした数日後に工場見学に参加しました。
そのため、バター作りの大きな機械が何をするものなのか、すんなり頭に入ってきたようです♪
子どもたちを飽きさせない工夫がいっぱい!
工場のミニチュア模型が子どもたちのハートをつかみ、全然飽きる様子はありませんでした。
しかし、さらに喜ばせてくれるいろいろな工夫がありました。
まずはこちら。『夏休み探検ゲーム』
中を開くと、16枚の写真があります。見つけたら〇を付けていき、1列揃うとビンゴ!10点ゲットだそうです(^^)
もちろん、全部中にある機械や施設・展示なので、全てに〇が付いちゃいます(*^^*)小学生たちは、夢中になって探していました。子どものハートをつかむ、魅力的なゲームだと思いました♪
さらに、見学中にガイドさんによるクイズも行なわれました。覚えているのは、こんなクイズ。
「バター1箱(200g)作るには、小さな牛乳パック(200㏄)が約何個必要になるでしょうか」
3択クイズだったのですが、皆一生懸命考えていました。ちなみに、正解は約23パックとのことです。
見学もするし、ビンゴに〇を付けなきゃいけないし、クイズにも答えるし…見学コースはあっという間に終わった気がします。
5歳の息子が唯一「帰ろう」と言った場所があります。それは、牛乳を作る工場見学。ガラスの外側から工場を見るのですが、あまり動きがなく銀色の管や容器しか見えなかったので、ガイドさんの説明を聞いていられませんでした。
でも、本当にここだけ。全体的には、楽しんでいた様子が見られました!
※子どもって、スタンプも大好きですよねぇ…
お土産、こんなにいいんですか?!
見学が終わり、最後にお土産をいただきました。
内容は、ソフトカツゲンとチーズ2種類、マスキングテープに練乳。
ソフトカツゲンとチーズ2種類は持ち帰りNGだったので、その場で美味しくいただきました。
マスキングテープと練乳は持ち帰りました。
お土産の内容は、季節などによって変わるらしく、母は以前アイスを食べて帰ったこともあるそう。
見学コースは無料なのにこんなにいただいて良いのですか?!とちょっと恐縮してしまいました。(うち、6人で行ったし(^-^;)
他にも、子どもたちの自由研究にどうぞ。と資料やマンガまでいただきました。
うちの子たちは、皆自由研究が終わっていたので読むだけでしたが、乳製品の特長や作り方、歴史、乳製品を使った料理のレシピなどがあったので、工場見学+資料で立派な自由研究ができそうですね!
最後にチーズをいただいた部屋にあった牛乳パックの工作もクオリティーが高くてすごい!工作系の自由研究の参考にもなりそうです♪
まとめ
雪印メグミルクの工場が見学できる『酪農と乳の歴史館』。5歳男子をはじめ、小学生たちも楽しんでくれるか心配でした。ですが、魅力的な工場のミニチュアや、子ども向けの探検ゲームやクイズのお陰で、かなり楽しめたようです。さらに、大好きなチーズやソフトカツゲンを飲んで、マスキングテープや練乳のお土産までいただき、親子で大満足。
子どもと一緒に、また行ってみたいと思える工場見学でした♪