今日は初の無痛分娩に挑戦した3人目(次男)の出産体験談を書こうと思います。
【目次 】
- 無痛分娩を選んだ理由
- 35週3200g越え
- 誕生日を37週と5日に決定
- 朝6時産婦人科入り
- 8時過ぎ 吐き気で朝食を食べられず
- めちゃめちゃ体がかゆくなる
- 9時30分吐きながら分娩台へ
- いついきむの?
- 待機室から声が。急がねば!
- 肩が出ない!
- 11時出産!
- 3人目出産の感想
無痛分娩を選んだ理由
2人目までは里帰り出産をしました。札幌の実家から近い産婦人科では、無痛分娩はできませんでした。なので、選択肢に無痛分娩は無し。
でも、3人目は里帰り出産せず東京で産むことにしました。なぜなら、上の子が幼稚園に通っていたからです。
検診に訪れた東京の産婦人科では、無痛分娩を選択できました。
私は迷わず無痛分娩を選びました。
やはり分娩台の上での辛さは、通過しなくていいなら通過したくないと思ったからです。
無痛分娩にしたお陰で、出産に不安や恐怖は感じなくなりました。
むしろ、「どんな出産になるんだろう~」と、ワクワクするようになりました。
35週3200g越え
3人目あるあるなのかもしれませんが、とにかく上の子たちの時よりも早くからお腹が目立ち始めました。
最初だけてなく、どんどん大きくなっていき、臨月を迎える頃には、お腹が重くてヒイヒイです。
上2人は2000g代で産まれてきたのですが、3人目は35週で既に3200g超え(^-^;
私は小柄な方なので、先生から「3500g越えてきたらしんどいと思うので、早めに計画しちゃいましょう。」と言われ、37週を過ぎたあたりに誕生日を決めて計画出産することになりました。
ちなみに、無痛分娩には、陣痛が来てから麻酔をして無痛分娩にする方法もあります。ただ、その場合私は2人目が早かったので、無痛分娩の麻酔をしても、麻酔がきく前に出産が終わってしまう可能性がある。
それはさすがに嫌だったので、計画出産に決めました。
誕生日を37週と5日に決定
だいたいこの辺で決めてください、と先生。1週間くらいの幅がありました。
その中には、子供たちのひいおじいちゃんの誕生日も含まれています。
「同じ日にしたら面白くない?!」なんて、ちょっと盛り上がったりもしました。でも、もし近々なにかあったら、ひいじいちゃんの生まれ変わりみたいになってしまう。それに、ひいじいちゃんは(陽気で楽しい方ですが)一風変わったところがあるので、そのじいちゃんと同じ誕生日、なんだかプレッシャーが(^-^;…と考え、結局その日はやめました。
ゴロ合わせで何か良い感じになる日があれば、その日を選ぼうか、という案もありました(例えば11月29日いい肉の日みたいな)。何座がいいのか色々星占いを見てみようかとも話しました。
色々考えましたが、結局、出産の日はゴロ合わせも何もない夫が会社を休める日に決めました(*^_^*)
朝6時産婦人科入り
無痛分娩の朝は早いです。産婦人科に朝6時に来るよう言われました。
当時4歳、2歳だった上の子たちには、前日「明日の朝、お父さんとお母さんは産婦人科に行くから、お祖母ちゃんと朝ご飯食べてね~」と、あまり盛り上げすぎないよう、軽く話しておきました。
お姉ちゃんは、赤ちゃんとのご対面を優先して幼稚園をお休み。
当日の朝、予定通り、子供たちがまだ寝ている朝5時半頃自宅を出発しました。
産婦人科に付くと、早速入院手続き。そしてすぐに分娩室隣の待機室にあるベッドに横になりました。
6時20分 人工破水。
6時30~40分 麻酔と陣痛促進剤投与。
麻酔の管は背中の下の方に通しました。
ベッドに静かに横たわりながら、静かな気持ちで「出産が始まるんだなぁ」と感じていました。
8時過ぎ 吐き気で朝食を食べられず
静かな気持ちで出産を感じていられる時間は長くはありませんでした…。
8時くらいにベッドに朝食が運ばれてきましたが、その直前から吐き気が。
「麻酔の副作用として、まれに吐き気が出てくることがあります」と言われていたので、副作用だと思われます。
その産婦人科の食事は美味しいと評判だったので、一食逃してしまっただけですが残念でした。
めちゃめちゃ体がかゆくなる
気持ち悪いなぁ~と思いながらも、分娩監視装置の動きを眺めていました。
全く痛みを感じないのに、一定の時間毎に数値が上がって、また下がります。
「麻酔で分からないけれど、陣痛が始まっているんだろうなぁ」とぼんやり眺めていました。
そしてふと、自分がポリポリ体をかいていることに気づく。
意識し始めると、全身がめちゃめちゃかゆくなってきました!
「麻酔をすると、まれに体がかゆくなる副作用の症状が出ます。」と先生が言っていたのを思い出す。
私、まれに出る副作用の両方出てるわ(T_T)
9時30分吐きながら分娩台へ
自分では感覚が無くて分からないのですが、助産師さんの判断で9時30分頃分娩台に乗ることになりました。
ベッドに横たえていた体を起こすと、猛烈な吐き気が来て、もどしてしまいます。
その後、トイレに行くように指示されたのですが、足の感覚が麻痺していてうまく歩けず、助産師さんに支えてもらいながらトイレへ。吐き気のせいか、フラフラです。
分娩台に乗ってからも、何度かもどしました。
分娩台の上に来たというのに、陣痛が無いのでとても楽です。
…が、とにかく気持ち悪い(;_;)
「子宮口全開です」という助産師さんの声が聞こえました。
あともう少しで息子に会える!頑張らねば!
いついきむの?
さぁ、とうとうクライマックスです!
「ご自分のタイミングでいきんでいいですよー」と助産師さん。
…いつでしょう?
よくわからず、数値を見ながら「今ですか?」とか聞きながらいきんでみます。
よくわからないまま、数回いきんでみました。
私「まだまだですよね?」
助産師「はい」
私「ちょっと休んでいいですか?」
助産「いいですよー」
根性なしですみません…。
しばらく休憩させてもらいました。
はぁー、楽チン。このまま寝てしまいたい…
待機室から声が。急がねば!
…しばらく休憩させてもらいました。
何も考えずに天井をぼんやりみつめていると、隣の待機室に陣痛らしき人がやってきた気配を感じます。
自然分娩が出来る台は、私が横たわっているこの台だけ。
よし!行こう!
私「行きます!」
助産師「分かりました」
そこから、タイミングを教えてもらいながら、過去二回の分娩を思い出しながらいきみました。
肩が出ない!
助産師さんの「赤ちゃんの頭が出ましたよ~」という声。
今までの経験では、頭が出たら、あとは強くいきまなくても「ハー、ハー、ハー」と息をしていれば、にゅるるん!と体が出てきて出産は終わりでした。
でも、次男の場合は違いました。
お腹のなかで大きく成長した息子は肩幅がありすぎてにゅるるん!と出てこなかったのです。
いつも冷静な助産師さんと先生がちょっとバタバタしている感じで「どうした?」「肩が出ない」「もっとこうして…」など焦った声で会話しているのが聞こえます。
肩が出ないっていうことは、今首で止まってて苦しい状態になってるってこと?!
ゾッとして、「力入れた方がいいですか」と質問します。「うん、いきんで」と助産師さん。
私は、今までに無いくらい力いっぱい赤ちゃんを押し出しました。
11時出産!
頭は出ているのに体が出てこない我が子を必死に体から出すためいきみます!
そして、数回いきんでやっと、ズルズルっと出る感覚。
無事、11時出産。
6時20分に人工破水してから約4時間40時間でした。
赤ちゃんは3,550g。長男、長女より一回り大きくて、笑ってしまいました。
3人目出産の感想
初の無痛分娩、陣痛の痛みが無かったのはとても有り難かったのですが、思ったよりも楽じゃなかったです(^-^;
また、出産後は自然分娩の方と同じなんですよね。
赤ちゃんが大きかったせいか、初めて後陣痛で苦しみました。
それにしても、いきむタイミングが本当に分からない!
初産の方にはどんな風にレクチャーするのか気になります。
そして、もう無い予定ですが、もしまた出産する機会があるとしたら・・・やっぱり無痛分娩を選ぶと思います。不安や恐怖よりも、出産までワクワク楽しみでいられること。そして、出産のとき痛みが無いので冷静でいられること。
両方経験したからかもしれませんが、無痛分娩のそういった部分がとても貴重なことだと感じました。
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