今日は、1人目同様里帰り出産をした、2人目(長男)の出産の話を書こうと思います。
【目次】
- 一人目を踏まえて準備万端に!
- ソフロロジーを取り入れたい
- 胃もたれ?
- 陣痛か?とりあえず長女を寝かしつけ
- 5分間隔、3分、2分、1分…えっ?!
- おかーさーん!
- 子宮口10㎝、頭見えてます!
- 分娩台の上で聞こえる声
- 陣痛開始から約3時間。産まれた!
- 2人目出産の感想
一人目を踏まえて準備万端に!
一人目の出産は、以前書いたように36時間の陣痛の末、ヘロヘロになりながらの出産でした。
今回も妊娠したからには出産は免れない!(そりゃそうだ(^^;))
そこで、色々調べた結果、ソフロロジーを取り入れてみることにしました。
ソフロロジーを取り入れたい
ソフロロジーとはどんな出産方法なのか。
ソフロロジーとは、お産に前向きなイメージを持つことによって、麻酔など人工的なものを用いずに出産を楽にする方法です。
特に、妊娠中のイメージトレーニングと、陣痛が起きたときの呼吸法に特徴があります。
mamanokoの説明が分かりやすかったので引用させてもらいます。
◆イメージトレーニング
ソフロロジーの基本は、イメージトレーニングにあります。専用のCDを1日1回以上聴きながら赤ちゃんのことをイメージします。お産を否定的にとらえず「もうすぐかわいい赤ちゃんに会える」というプラスの感情に変えていく準備です。
タイミングは、できれば就寝前が良いとされています。眠りに入る直前の、身体と心がリラックスした状態が、イメージトレーニングには適しているようです。CDには安らげる音楽や誘導の言葉などが入っています。
妊娠中や出産だけではなく、産後のことまで思いをはせ、体調の変化や陣痛をポジティブに受け入れていきます。何度も自己暗示を繰り返すことで無意識下に記憶されるので、同じ音楽を聴けばお産本番でも、ポジティブな気持ちのままリラックスして臨めるといわれています。
◆呼吸法
ソフロロジーでは陣痛時の呼吸法もママに教えてくれます。ラマーズ法は胸式呼吸を取ることが多いですが、ソフロロジーでは腹式呼吸が基本となります。呼吸法のポイントは、ひたすらゆっくりと吐くということです。
吐くことを意識するだけなので難しくはないのですが、事前に練習しておかないと、いざというときにパニックになって呼吸法を忘れたり、過呼吸になってしまったりすることもあります。
痛みが強くなって普通の呼吸が難しくなってきたら、まずあぐらの姿勢を取り、背筋を伸ばします。おへその下を押しながらゆっくり力強く息を吐き出しましょう。その後、ゆっくりと息を吸い、10秒以上かけて「フーーーーーーッ」と長く息を吐きます。
いったん呼吸を止め、またゆっくりと息を吸って「フーーーーーッ」と吐きだします。これを繰り返します。身体が自然と覚えてしまうくらい、繰り返し練習すると良いかもしれません。呼吸法のやり方がわかりにくいときは、以下の動画を参考にしても良いでしょう。
ソフロロジー出産とは?音楽や呼吸法で前向きな分娩を | mamanoko(ままのこ)
本も一冊買い、ソフロロジーの出産をイメージしていました。
産婦人科からも「どんなお産にしたいですか」というアンケート用紙を貰っていたので、「ソフロロジーを取り入れた出産にしたい」と書いて、最後の検診のときに提出するため母子手帳に挟んでおきました。
陣痛が長引いたときに、雑誌を読むパワーは無かったけれど、音楽ならきっと聴ける。
そう思って、実家にあったCDラジカセ(古い!)とCDを数枚大きなバッグに入れおきました。
ちなみに、CDは歌声が綺麗で気分が落ち着きそうなものを2枚(ゴスペラーズ、平原綾香)と、もしかしたら聞きたくなるかもしれないPOPなCDを一枚(ドリカム)用意しました。
胃もたれ?
さて、出産予定日の1週間前。
長女と実家のお風呂に入りながら、お腹に違和感を感じます。なーんか、お腹が痛い…
さては、おやつで食べた揚げパンのせいで胃もたれしてるな?
そう思いながら、当時まだ1歳11ヶ月だった長女と一緒にお風呂から上がり、着替えると一緒に遊んであげたりしていました。
陣痛か?とりあえず長女を寝かしつけ
21時を過ぎて、娘の寝かしつけを始めます。すると、何だかお腹がズンズンする。
あれれ。胃もたれじゃなかった?
これは陣痛来たかな?
でも、1人目のときはここからが長かった。(なんたって36時間!)
だから、しばらくはあまり陣痛のことを考えずに過ごそうと考えました。
まずは、長女を寝かしつなければ…。
ところが長女、何かに感づいているのか、なかなか寝つきません。
いつもは21時30分には寝てくれるのに。
定期的にお腹が締め付けられる感じになります。
よし、ここはソフロロジーの教えにならって、息をフーーーっと長ーく吐いて痛みを逃していこう。
さぁ、フーー
娘「ママー。ママー。」
私「…ん?なに?」
長く吐けない(*_*)
子供が寝ないと落ち着いてソフロロジー出来ないわ!
ちょっと焦りながらも娘を寝かすことに集中。
いつもより1時間くらい遅い22時30分くらいにやっと娘が寝てくれました。
娘が寝た後、本格的に陣痛が来た感じがします。
母に陣痛が来たことを伝えます。
母「じゃあ、一応早めにお風呂入っちゃうね」
私「うん、お願い」
産婦人科にも連絡をしました。
助産師さんからは「ちょっと前から始まって5分間隔ですね。じゃあ、もうちょっと間隔が短くなったらすぐ来てくださいね」と言われ、間隔を、計り始めました。
5分間隔、3分、2分、1分…えっ?!
私にはとにかく長女のときの36時間陣痛の記憶が(^_^;)
長女のときは、まだまだ微弱陣痛だったのに、産婦人科に行ってしまったから精神的にも辛かったんじゃないか。だから、できるだけ自宅で粘った方が辛くない気がする…。
そう思って、娘の寝顔を見ながらひたすら陣痛の間隔を計っていました。布団の中で横になりながら。
5分、3分、…、3分、2分、3分、2分、1分、
…ん?1分?それって家にいていいんだっけ?
ハッ、と思って立ち上がると、めっちゃトイレに行きたいような感覚に襲われます。
これは、お産が近いのかも…?!
おかーさーん!
23時30分頃、お風呂から上がり、洗面所でドライヤーをかけている母に伝えます。
私「もうそろそろ産婦人科行きたいなぁ。車で送ってもらえるかな?」
母「分かった、今準備するから。」
私は急いで出産用の大きなバッグ(CDラジカセ入り!)と、貴重品を用意し、産婦人科にこれから向かう旨連絡をしました。
さて、行けるかな?と母を探すと、奥の部屋でお化粧をしているではありませんか!!
おかーさーんっ!!
急いでーー。
私の焦りに気づいているのかどうか分かりませんでしたが、母がチークを入れた後、口紅をしっかり筆で入れていた姿を覚えています(^-^;
子宮口10㎝、頭見えてます!
午前0時10分頃、産婦人科に車で到着。
ちなみに娘は実父(おじいちゃん)がいる実家ですやすや寝ています。
産婦人科では、夜勤の助産師さんが2人迎えてくれました。すぐに分娩室の隣の待機室に通され、チェックをしてもらいます。
「うわっ、髪の毛見えてるわ。子宮口10㎝全開です」
と助産師さん。
あぁ、間に合って良かった!
そして同時に
やった!もう36時間陣痛は無いのね\(^o^)/
と思いました。
はっ。でも、私のソフロロジー計画は?まだ産婦人科の誰にも話していないよ、私。これから聞いてもらう余裕はある?
CDは渡せる?
そんな疑問を投げかける隙もないまま、私は分娩室へと向かうことになりました。丁度午前0時30分を回る頃です。
分娩台の上で聞こえる声
久々の分娩台に上ると、助産師さんたちから「準備がまたあるから、もうちょっといきむの我慢してねー」と言われました。
そして慌ただしく準備を進めながら助産師さん同士が話しています。
「先生の自宅に電話するね」「何て言う?」「もう産まれちゃったって言っちゃおうか」「そうだね、これからお産って言っても先生なかなか来ないでしょ」
そして、「先生、産まれましたー」と嘘の報告をする助産師さんたち(^^;)
自分の出産が限りなく近いことを実感しました。
後ろで見ていた母が「じゃあ、私帰るわ」と言います。
えーっ。ここまで来たら立ち会ってくれるんじゃないの?!
あいにく夫は名古屋出張中で、連絡はしたものの東京から札幌に向かえるのは明日朝一の便だと分かっています。
母はなぜか何度も「えー?私?」と言いながらも立ち会ってくれることになりました。
準備が終わり、最後のいきみが始まります。ソフロロジーのことなんて、もう話せない。さようなら、ソフロロジー…
そう思いながら陣痛が来たら思いっきりいきみました。
気づくと、母が私の夫と携帯で話をしています。
どうやら、今分娩室です、という状況説明をしている。
いきみ終わって、しばしの休憩中、母が言いました。
「〇〇さん(夫)と繋がってるけど、話す?」
話すかーーーい!!
今めっちゃ戦ってるところよ。すごーい大変なところ!
自分が大変だったときのこと、忘れちゃったの?
うーん、忘れちゃったんだろうね…(-_-;)
「無理」と一言母に言うと、「そっか~、残念」と言って、携帯の向こう側の夫に「代われないみたい、ごめんねー」って言ってます。
呑気すぎて、本当に驚きです(^_^;)
陣痛開始から約3時間。産まれた!
分娩台に乗ってから恐らく15分程度。
思いっきりいきんで長男が産まれてきました。午前1時過ぎのことです。
ソフロロジーもCDも全く使わなかったけど(^-^;
無事産まれてくれてよかったです。
産声は、「ギャーッ!ギャーッ!」すごく元気。
その勢いで産道をくぐり抜けて来たんだろうね(*^_^*)
2人目出産の感想
1人目の長い陣痛が嘘のように、2人目はめちゃめちゃ短く、あっと言う間の出産でした。
産道が通りやすくなっていたのと、息子の勢いがあったからでしょうか?!
2人目以降は陣痛時間が短くなる人が多いというけれど、ここまで1人目と差が出るとは思いませんでした。
2人目以降を出産予定の皆さま、どうぞお気をつけください(*^_^*)
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