インフルエンザの季節、家庭で行えるインフルエンザの対策の一つが、「湿度対策」ですよね。
我が家でも子供が産まれてから温湿度計を壁にかけ、冬は必ず湿度対策を行ってきました。
そのお陰か、我が家の子ども達はまだ一度もインフルエンザにかかったことがありません(^_^)
そんな我が家の湿度対策をその効果とともに紹介していきたいと思います。
【目次】
推奨の湿度は?なぜ湿度対策が必要?
そもそも、なぜ部屋の湿度対策が必要なのでしょうか。
厚生労働省でも、湿度を50~60%に保つことを推奨しています。
それには2つの理由があります。
一つは、人間の気道の湿度を保つため。
もう一つは、インフルエンザウイルスを死滅させるため。
一つめの気道の湿度を保つことについて。空気が乾燥していると、鼻や口など気道の粘膜も乾燥し、防御機能が低下してしまいます。そうすると、ウイルスの侵入を防ぐことができずインフルエンザにかかりやすくなってしまうのです。
二つめについて。インフルエンザウイルスをほぼ死滅させるためには、室温を20度以上、湿度を50~60℃程度に保つことが必要とのこと。
インフルエンザウイルスの生存率が、温度と湿度に大きく左右されるという研究が発表されています。
インフルエンザは湿度と室温で予防!ウイルスを死滅させるには室内環境が重要 | 【ミナカラ】
↑こちらで分かりやすく説明されています。
上記の2つの理由から、インフルエンザ予防には湿度対策が必要になってきます。
小さい子供がいると、家のリビングで過ごす時間は長くなります。なので、我が家でも湿度対策を徹底的に行ってきました!
目指せ湿度50%!我が家の湿度対策ランキング
我が家のリビングの温湿度計。1月の朝の湿度はだいたい30~40%から始まります。たまに20%台のときもあります。
そんな我が家のリビングで行ってきた湿度対策をランキング形式(湿度が上がる順番)で紹介します。
※東京多摩地区にある我が家のリビングの暖房器具はエアコンと床暖房です。
広さは11畳程度。
ただ、ダイニングや階段部分を仕切る扉は無く繋がっており、また隣の4.5畳子ども部屋もほぼ扉を解放して使っています。
そちらもあわせると20畳程度です。
これから出てくるランキングには、対策で何%程度湿度が上がるか紹介していますので、参考までに部屋の広さも記載しました。
第6位 沸騰させた湯を置く
鍋でお湯を1リットル沸かし、リビングにあるテーブルの中央に置いておきます。しばらくの間、水蒸気がモクモクあがっているのが目に見えます。
しかし、これで上がった湿度は1%程度。
実家の狭い自室でよく行っていた対策なのですが、20畳のリビングには効果が小さいようです。
ただ、やらないよりはやった方がマシ。あまりに湿度が低いときには一日に何度か行います。
第5位 白米と味噌汁を食べる
対策というか、日常的にやっていることなんですが(^_^;)
ある日の朝ご飯は、白いご飯と味噌汁にスクランブルエッグと生野菜。軽く湯気があがるようなあったか朝ご飯を家族5人でいただくだけで、3%程度湿度が上がりました♪
第4位 室内干し
これは効果的です!!
冬になると、家族5人分の洋服とタオルをリビングに干すようにしています。
毎日使用するのは、ハンガーが20~30本程度、それに42ピンチの角ハンガーが通常一つ。
毎朝この作業後に一気に湿度が上がります。
30分で3%程度上がりますが、その後も徐々に上がり続け、1時間半後には7%程度上がりました。それからも4~5時間後位まで湿度を保ち続けてくれます!
第3位 風呂のドアを開けておく
お風呂から上がった後、お風呂の換気扇は回さずにドアをあけておきます。皆の濡れた髪の毛も加勢して一気に湿度を上げます。
30分後には湿度が5%程度上がっています。
第2位 加湿機を使う
このランキングに加湿機を入れるべきか迷ったのですが(^_^;)
やはり加湿機は強力。我が家の加湿機は今のリビングには少しパワー不足かもしれめせん。一時間に上げてくれる湿度は、「強」に設定しても1時間5%程度。
室内干しの方が干した直後は効果的です。でも、室内干しは洋服が乾いてきてしまうと効果は弱まる。加湿機は常に頼りになる。なので、湿度が低い日は必ず併用しています。
ちなみに我が家の加湿機はPanasonicのヒーターレス気化式加湿機です。とにかく省エネで驚きました。お手入れがしやすくて好きです(^_^)

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第1位 鍋料理を食べる!
乾燥した寒い日はこれが一番効果アリ!!気道も直接しっかり潤いますね(^^) なかなか室内の湿度が上がらない日は早めに鍋の準備を始めて食べ始めちゃいます!
我が家では、リビングのテーブルにカセットコンロを置いて鍋を食べます。休日は夫も一緒に飲みながらダラダラ…
すると、長いときには気づいたら湿度が10%上がっていることも!
やっぱり寒い冬には鍋ですね(*^_^*)
まとめ
自分が潤うため、そしてインフルエンザウイルスを撃退するために必要な湿度対策。
例年、1月下旬にはさらに湿度が下がり、インフルエンザにかかる人数もさらに増えてきます。
これからも、気合いを入れて湿度対策に取り組みたいと思います(^^)