私は結婚するまで、恥ずかしながら料理らしい料理をほとんどしないで来ました。
結婚してすぐ妊娠・出産したので、料理はほぼ離乳食スタートです(^-^;
そんな私が結婚した翌年から、おばあちゃん(お義母さん)から習って、見よう見まねで少しずつ作れるようになったおせち料理。今年で9年目。
一通り一緒に作らせてもらい、今ではおばあちゃんと分担しておせちを作っています。
そんな我が家のおせち(2018年版)の紹介と、作り方・スケジュールをまとめてみました。
【目次】
我が家の定番おせちは五段重
我が家のおせちは、夫の実家で代々伝わるおせちを引き継いでいる、昔ながらのおせちです。
ずっと同じものではなく、その時集まるメンバーが好きなものや食べやすいものが加わり(時には無くなり)、今の形になったようです。
五段とは言っても、三段重と二段重を用意して詰めているのですが(^^) 品数が多く、とても豪華に感じます。
おせちを食べる日
お重を出して会食をする機会は2回です。
・1月1日夜
この日は義理の両親とうちの家族5人でいただきます。
・1月2日昼
親戚一同が集まり、総勢12名でいただきます。
なので、お重詰めを2回行います。
2回と言っても、1月2日は補充なので、1月1日用のお重詰めがメインとなります。
一の重
祝い肴と口取りが中心です。
・黒豆
・田作り
・かまぼこ
・伊達巻
・栗きんとん
※祝い肴とは、お祝い膳に出される酒の肴(さかな)のこと。おせち料理では、関東では「黒豆」「かずのこ」「田作り」(関西では黒豆の代わりにたたきごぼう)のことを言います。
※口取りとは、口取り肴(さかな)、口取り菓子の略。元々は本膳料理でお吸い物と一緒に初めに出されるお酒の肴のことを指しましたが、徐々に子供にも好かれるような甘味料理を指すようになったそうです。おせち料理で使われる口取りの代表的なものとして、「紅白かまぼこ」「きんとん」「伊達巻」「昆布巻き」「ちょろぎ」などがの料理が挙げられます。
2018年は上のようなお重詰めをしましたが、例年黒豆を中心に置いています。田作りよりも黒豆の方が多く食べられるのでこのようにしましたが、黒豆を中心にした方が見た目が引き締まるので、来年はまた黒豆を中心に置こうと考えています。
<黒豆・田作り・栗きんとんの作り方はこちら>
二の重
様々な酢の物を入れています。味の濃い料理が多いおせちの中で、さっぱりした酢の物が口直しになります。
・氷頭なます
・いかの酢の物
・たこの頭の酢の物
・酢バス
・こはだ
・菊花かぶ
<氷頭なます・いかの酢の物・酢バス・菊花かぶの作り方はこちら>
三の重
三の重からはオリジナル。焼き物・煮物ミックスです。正月に欠かせない料理に加え、家族の好みの酒の肴が入っています。
・昆布巻き
・いかの松笠焼き
・松前漬け
・鴨のロースト
・からし蓮根
※松前漬けに数の子を入れる前に写真を撮ってしまいました。本来は松前漬け(かずのこ入り)です。
<昆布巻きの作り方はこちら>
与の重
子供も食べやすい焼き物が入ります。
・ぶりの照り焼き
・たまご焼き
・肉巻き
・きんぴらごぼう
<ぶりの照り焼きの作り方はこちら>
五の重
それぞれの食材を別々に煮込んだ煮物が入ります。
煮物には「大根」「人参」「ごぼう」「れんこん」「里芋」「干しいたけ」「こんにゃく」「高野豆腐」「絹さや」「くわい」が入ります。
人参の飾り切りは例年お花ですが、今年は娘を思ってかハート型でした(^^)
お重に入れないおもてなし料理
正月の定番料理でも、お重に入れない料理があります。敢えて入れていない訳ではなく、色々な料理のリクエストに応えていたら、入らなくなってしまったというのが正直なところです。
下の料理は大皿もしくは小鉢に盛り付けて、1月2日の親戚一同が集まる会食で振舞われます。
・焼き鯛(一口ずついただき回しています)
・焼きえび
・数の子
・なまこ
・あん肝
・ローストビーフ
おせち作りのスケジュール
1月2日に親戚一同の会食があるため、それまでは必ずもつように(できれば正月三が日はおせち料理ですごせるように)、おせち料理を作ります。
おせち料理作りは基本的に「長持ちするもの」から作ります。
なので、基本的な順番は
佃煮→酢の物→煮物→焼き物
と言われています。
ただ、早く作り置きできるからと言って、あまり早くから作り始めると、冷蔵庫のスペースがなくなってしまう(^-^;ので、我が家では28日の晩あたりから徐々に始めます。その後は家に缶詰状態になるので、基本的な買い物は27~28日に済ませておくのが理想的です。
2017年年末に立てた計画の詳細。今年はほぼ計画通りに進めました。
さいごに
おせち料理は、実はそれほど難しくなく、料理の初心者でも失敗は多くありません。
ですが、その品数が多いために、スケジュール管理なども含めて「おせちは大変」と言われるようです。
本当に何もできなかった私も9年目に入り、余裕を持って見よう見まねで作っていたおせちのレシピをまとめながら料理が出来るようになりました。
まとめきれなかった料理もあるので、また次回も備忘録を作って追加していけたらと思います(^^)
★わが家のおせちにかかる金額も計算してみました★