昆布は「よろこぶ」の語呂合わせで、お正月には欠かせない縁起物です。
【目次】
材料
・日高昆布…1袋
・身欠きにしん(ソフト)…3本
・かんぴょう…1袋
・しょうが…1かけ
・昆布の戻し汁…500ml程度
☆酒…大さじ3
☆醤油…大さじ3
☆みりん…大さじ3
昆布巻きを切り分けて、18個分くらいの量です。
今回購入した昆布・かんぴょうはこちらの袋でした↓
作り方
1)身欠きにしん(ソフト)の骨を抜きとる。
にしんの腹骨は、毛抜きでは上手く抜けない部分があるので、包丁を横向きにして骨に沿って切り取ります。
にしんの細かい骨は、背と腹の間だけではなく、そのすぐ横にもあります。毛抜きを使って両方を抜き取ります。
※ウロコが付いている場合は、ウロコも取り除きます。
2)昆布を戻す
昆布は濡れたふきんで拭いた後、たっぷりの水で戻します。(1L程度)
このもどし汁は取っておきます。
3)かんぴょうを戻す
かんぴょうは塩揉みをして洗った後、水で戻して水気を絞っておきます。
4)にしんを3等分に切り、2本ずつ合わせる
できるだけ太さが均等になるように、頭側と尾側を合わせるようにします。
5)昆布とにしんの長さを合わせて切り、くるくる巻いてかんぴょうで結ぶ
昆布は縦に使っても横に使ってもいいようです。購入した昆布の形や大きさに合わせて、縦・横どちら向きに巻くか決めます。
昆布が厚めの場合には、縦に巻くのが難しいので、横に巻くと収まりが良くなります。
昆布が煮ることによって少し膨らむので、かんぴょうで結ぶときは少しゆるめに。
6)鍋で煮る(1時間程度)
鍋に結び目を下にした昆布巻きを並べ、戻し汁(全ての昆布巻きが浸る分量)と☆の調味料としょうがを加えて火にかけます。煮立ったらアクを丁寧に取り除いたあと、落し蓋をして弱火で煮ます。煮汁が足りなくなってきたら、戻し汁の残りを足します。
煮終わったら、煮汁に浸したまま冷まし、保存容器に移して冷蔵保存します。
スケジュール
昆布巻きはあまり日持ちがしないので、12月30日以降に作るのが理想です。
身欠きにしんは、戻してあるソフト身欠きにしんの日持ちがかなり短いため、早く買いすぎないように気を付けましょう。
子供と一緒に
昆布巻きは工程が多いので、おせちの中でも手間や時間がかかる方の料理です。
にしんの骨抜きやかんぴょうで縛るのは、子供がかなりしっかりしてからでないと難しいので、
・昆布を水で戻す
・かんぴょうを水で戻す
というところから始めるといいと思います(^^)