お正月までまだ少しありますが、わが家の手作りおせち料理にかかるおおよその総額を計算してみました。今日は、おせち料理にかかる金額の詳細から総額まで、まとめてみたいと思います。
※主な材料の金額を見ていきます。酒、みりん、醤油、砂糖などの調味料は全体にかかるため割愛します。が!かなり大量に使っているため、すべてを作るのには1本・1袋分は使用していると考えておいた方がいいかもしれません。特に黒豆や栗きんとんに使用する砂糖の量…お菓子作り以上にびっくりな量使います!!
- わが家のおせち料理のご紹介
- おせち料理をいただくタイミング
- 一の重にかかる金額
- 二の重にかかる金額
- 三の重にかかる金額
- 与の重にかかる金額
- 五の重にかかる金額
- おせち料理にかかる総額
- 宴会用おもてなし料理にかかる金額
- まとめ
わが家のおせち料理のご紹介
わが家では、お正月に伝統的なおせち料理をいただきます。下の写真はわが家の5段重。…正確に言うと、義母と私の合作です。(さらに正確に言うと、私は家族にもたくさん手伝ってもらいます)
嫁いできて最初のお正月はこの5段重に驚きました。とっても豪華ですよね!まさか、これを自分で作ることになるとは…最初にいただいたときにはそんなことに気づきもせず、ただ「美味しい美味しい」といただいていました(^-^;
昔からずっと同じではなく、そのとき集まるメンバーが好きなものや食べやすいものが加わったり、人気のないものが減ったりしながら、この形になったようです。
※まったく料理ができなかった私が、義母に教わりながら作っているおせち料理の作り方の覚書です↓
【おばあちゃんのおせち】我が家のおせちと作り方・スケジュールまとめ【備忘録】
おせち料理をいただくタイミング
お正月におせち料理をいただくタイミングって、各家庭で異なりますよね。札幌にある私の実家では1月1日朝からいただきましたが、東京にある夫の実家では、お重に詰めたものを次のタイミング(2回)でいただきます。
★1月1日の夜→主人の両親、うちの家族の合計7名
★1月2日の昼→主人の両親、うちの家族、親戚の合計12名
さらに1月2日の夜からは、特にお重には詰めず、残りものをいただきます。年にもよりますが、1月3~4日まではおせち料理の残り+おもちでいけます!(だいたい4食分くらいかな?)
というか、一応そのくらいまでもつように作っているので、お重に入る分の3倍程度の量を作っていることになります。
一の重にかかる金額
【一の重総額】6984円です。
先ほども書きましたが、1月3~4日までおせち料理をいただきます。お重に詰めた量の3倍程度の量を作っています。黒豆、たづくりはもっと多く作っているかもしれません。
一の重の写真はこちら↓ 祝い肴と口取りが中心です。
さて、それぞれに使用した主な材料の金額を見ていきます。
◆黒豆(手作り)
・黒豆(乾)250g…1250円 ・チョロギ…298円
◆田作り(手作り)
田作り(ごまめ)45g…321円
◆かまぼこ(購入)
かまぼこ(紅・白)2本…1790円
◆伊達巻(購入)
伊達巻2本…2174円
◆栗きんとん(手作り)
・なると金時600g…430円 ・栗の甘露煮200g…613円 ・くちなしの実108円
かまぼこ、伊達巻、高いですよね…。かまぼこなんて、普段は1本98円くらいのものを買っていますが、おせち料理にはこだわりのかまぼこを買うので…。お正月価格っていうのもあるかもしれません。
二の重にかかる金額
【二の重総額】8492円です。
酢の物が入ります。酢の物は比較的長持ちするため、写真の3~4倍の量を作っています。
味の濃い料理が多いおせちの中で、さっぱりした酢の物が口直しになります。さて、詳しく見ていきます。
◆氷頭なます(手作り)
・氷頭なます110g…680円 ・大根(1本)…300円 ・人参(3本)…171円
◆いかの酢の物(手作り)
・いか…429円
◆酢だこの頭(購入)
・酢だこの頭…5000円
◆酢バス(手作り)
・れんこん(一袋)…390円
◆こはだ粟漬(購入)
・こはだ粟漬…1200円
◆菊花かぶ(手作り)
・かぶ(一袋)…322円
『酢だこの頭』は群を抜いて高いですね…。こちらは、近所のスーパーや市場で見つからずほぼ毎年通販でお取り寄せしています。正直、量もかなり多いです。こちらは最後の最後まで残ります。
三の重にかかる金額
【三の重総額】6607円です。
わが家の三の重はこちら。
三の重からはオリジナルで、焼き物・煮物が入っています。正月に欠かせない料理に加え、家族の好みの酒の肴が入っています。やはり、3倍程度の量を作っています。
※松前漬けに数の子を入れる前に写真を撮ってしまいました。本来は松前漬け(かずのこ入り)です
かかった金額の詳細はこちらです。
◆昆布巻き(手作り)
・昆布…389円 ・かんぴょう…213円 ・身欠きにしん…698円
◆いかの松笠焼き(手作り)
・いか…429円
◆松前漬け(半分手作り)
・松前漬けの素…398円 ・数の子…2000円
◆鴨のロースト(購入)
・鴨のロースト(2つ)…1800円
◆からし蓮根(購入)
・からし蓮根…680円
数の子は、宴会の席でもそのまま出しています。鴨のロースト、2つも…皆食べすぎですよね(^-^;
与の重にかかる金額
【与の重総額】4224円です。
わが家の与の重はこちら。
子どもにも食べやすい焼き物が入っています。悪くなりやすいものが多いため、3日には食べ終わるよう2倍程度の量に抑えています。それでは、詳細金額を見ていきます。
◆ぶりの照り焼き(手作り)
・ぶり…1600円
◆たまご焼き(手作り)
・卵…218円 ・パルメザンチーズ…452円
◆肉巻き(手作り)
・牛肉…1740円 ・人参…なますに記載 ・ごぼう…214円
◆きんぴらごぼう(手作り)
・人参、ごぼう…肉巻きに記載
普段から作るような料理ですが、ぶりや牛肉は普段、特売でしか買わないので、お正月前に購入するとかなりお高く感じます…。
五の重にかかる金額
【五の重総額】3964円です。
わが家の五の重はこちら。やはり下の写真の2~3倍程度の量を作っています。
それぞれの食材を別々に煮込んだ煮物が入ります。人参の飾り切りは例年お花ですが、今年は娘を思ってかハート型でした(^^)詳細金額は以下の通りです。
・大根、人参、ごぼう…なますに記載 ・れんこん…酢バスに記載 ・里芋…700円 ・干しいたけ…980円 ・こんにゃく…138円 ・高野豆腐…150円 ・絹さや…496円 ・くわい…1000円 ・さつま揚げ…500円
おせち料理にかかる総額
一~五の重の総額を出したので、全部足してみましょう。
わが家のおせち料理の食材にかかる金額は…
【総額】3万271円でした。 ※調味料、電気代等除く
どうでしょう?高いですか?安いですか?
…個人的には、意外と安いなぁと感じました。というのも、一つひとつの食材がお正月価格だし、おもてなし料理として、ちゃんとしたものを買うから高い印象だったんですよね。しかも、高めのものはお支払いを義母にお願いしているものが多かったので、全部で10万円くらいかかっちゃってるんじゃないの?!くらいに思っていたんです。でも、レシートを預かり計算してみたら約3万円。この金額で1月3~4日くらいまでいけちゃう(しかも7人、宴会時は12人!)と思うと意外と安いのかなぁって思うんです。
しかも、市販の三段重おせちでも2~3万円はする印象。鴨ローストもピラピラっとしたものが3枚くらいだったり黒豆もほんの少しだったりして。一度の食事ですら満足はできないような気がします。家で作ることには様々な意味合いがあると思うのですが、お正月価格で普段よりも高級な食材を使ったとしても、市販のものを購入するよりはかなりお得感があるようです。
宴会用おもてなし料理にかかる金額
ただ、わが家のお正月料理はおせち料理だけにとどまりません。1月2日に行われる宴会で出されるおもてなし料理がこれまた豪華で…。
今は義理のご両親に金銭的にはお世話になっている状態ですが、将来のために把握しておかなければ、と思いメモをいただきました。
◆ローストビーフ(手作り)
・ローストビーフ用牛肉…4000円
◆なまこ(購入)
・1843円
◆鯛の塩焼き(手作り)
・鯛(1匹)…1800円
◆エビ焼き(手作り)
・エビ(10匹)…3200円
◆おしるこ(手作り)
・あずき…1000円
◆あん肝(購入)
・あん肝…2592円
◆おしるこ、焼きもち用もち(購入)
・もち…2000円
…みなさま、食べすぎじゃない笑?
【おもてなし料理総額】1万6435円
これにお酒も加わりますね。
まとめ
わが家でおせち料理を作るために、約3万円分の食材を購入していることがわかりました。おせちのお重に詰めるのは、1月1日夜と2日昼だけで、それ以降は残りものをお皿に出して食べる形。1月3~4日までもちます。
買い物をしているときは一品一品が高いので、かなり高い印象がありましたが、約6食分程度と思うとそれほどではないかもしれません。とにかく、計算してスッキリしました(^^)