男の子って、本当に想像を超えてきますよね。私は昨日つくづく思いました。
子どもたちの小学校で「命の大切さ」を扱う公開授業がありました。
1年生の息子のクラスでは、赤ちゃんが生まれる家族の紙芝居が題材。家族が赤ちゃんを迎えたときの気持ちを通して、命の大切さを学ぶ授業でした。
紙芝居を教室の後ろで見ながら、母は泣きそうでした。もう、涙もろくなってしまって、「赤ちゃん」「誕生」というキーワードを見るだけで、ウルウル来てしまいます(;_;)
実は、この授業に先駆けて、先生から母に宿題が出ていました。その宿題は、「『お子さんが生まれてきてくれてとても嬉しい』という気持ちを書いてください。」というもの。公開授業の最後に、お子さんにプレゼントする予定です、とのことでした。
私は、次のようなお手紙を書きました。
〇〇(息子の名前)へ。
このあいだは「おかあさんをしあわせにしてあげたい」っていってくれてありがとう。うれしかったよ。おかあさんも、〇〇をしあわせにしてあげたいきもちでいっぱいです。
おかあさんのたいせつな〇〇、うまれてきてくれてありがとう!
実は、この手紙を書く前日、こんなやりとりがあったんです。
息子「お母さんって、オレが大学生くらいになったら生きてる?」
母「うーん、わかないけど、たぶん生きてるよ。生きていたい。」
息子「でも、おばあちゃんになってきてるでしょ?オレ、いっぱいバイトして(←ここが小1らしくてかわいい)お金持ちになって、お母さんを幸せにしてあげたい」
母「ありがとう~(;_;)」
普通に食事の片付けをしているとき、突然出てきたこの会話。すごく感動した直後だったので、前出のようなお手紙になりました。
命の大切さを学ぶ授業を受け、私のお手紙を読み、息子はどう思ったかな…
私は帰宅してしばらくたった後息子に聞いてみました。
母「お母さんからのお手紙読んだかな」
息子「あぁ、読んだよ。返事書いたからあげる」
そう言って一枚の折り紙をくれました。
雑に折られた黒い折り紙。
どんなに感動する言葉を書いてくれているんだろう・・・そんな期待をしながら、折り紙をゆっくり開いてみると。
おかあさんへ
できれば
にくくいたい
マジですか~(;_;)
吉本新喜劇ばりにコケましたよ(心の中で)
男の子って、母の期待するような思考回路を持っていないんですね。本当に不思議。
でも、面白いです(^^)