札幌へ帰省の度、ほぼ毎年訪れる場所の一つに『モエレ沼公園』があります。
2017年の帰省をかねた夫も一緒の北海道旅行の札幌観光のルートにも入れました。
色々な施設がありますが、特によく行く場所を中心に、紹介したいと思います。
- モエレ沼公園とは
- アクセス
- 料金
- 自転車を借りよう~とにかく広い!
- モエレ山~体力があるうちに登っとく?
- 遊具も全てイサム・ノグチデザイン
- モエレビーチ~暑い日はここだけ人口密度が超高い!
- 海の噴水~迫力があって美しい
- ガラスのピラミッド~最後に立ち寄る芸術的なモニュメント
- まとめ
モエレ沼公園とは
モエレ沼公園は、札幌市東区にある総合公園。彫刻、造園、陶芸など様々な分野で活躍したイサム・ノグチが基本設計を行い、「全体をひとつの彫刻作品とする」というコンセプトのもとにつくられました。
面積は約188.8ヘクタール。広大な敷地には山、噴水、遊具、プールなど様々な施設が整然と配置され、自然と環境、芸術が融合。美しい景色と空間を楽しむことができます。
アクセス
札幌の中心地からは少し離れた場所にあります。
公共交通機関を利用する場合、札幌・大通り駅周辺からだと地下鉄からバスに乗り継ぎ、約45分~1時間。(冬の場合はもっとかかる可能性あり)
車を利用する場合は、札幌・大通り駅周辺から約30~40分です(こちらも冬はもっとかかる可能性あり)。
詳しくは公式サイトへ
時間がかかることだけでなく、バス本数の少なさや乗り換えのわずらわしさがあります。
札幌に観光で来た家族が、公共交通機関を使って行くのにはかなり大変な場所にあるなので、できればレンタカーを借りて行くことをおすすめします!
料金
入場料 無料
駐車場 無料
公園内で何か買ったり借りたりしなければ、全くお金を払わずに楽しめます。
夫が「ここまできれいに整備されてる公園が無料って…札幌市大丈夫か?!」って心配していました(^_^)
駐車場はかなり広く、今まで半分以上埋まっているのを見たことがありません(夏休みの平日、休日)。
自転車を借りよう~とにかく広い!
観光で、しかも子供連れの場合。歩いて公園を回るとなると、かなりの時間と体力が必要です!
公園全体地図
行く場所が限定されていれば良いと思いますが(海の噴水だけ見たい、モエレビーチのみ行きたいなど)、モエレ山も噴水も遊具もプレイマウンテンも見たい、しかもモエレ沼公園以外にも行く予定がある!
というご家族は、ぜひレンタサイクルしてください♪
効率良く公園内を回れます。
我が家も、普段、帰省中にただ遊びに行くときにはレンタサイクルしませんが、夫も含めて観光中で、他にも予定を色々組んでいるときは、時間を有効に使いたくてレンタサイクルしました。
一番大きいメインのP1駐車場内、公園側にレンタサイクルがあります。
☆レンタサイクル料金☆
【普通車】
2時間200円
1時間延長100円
子供用自転車もあり
【乳幼児用バスケット付自転車】
2時間300円
1時間延長150円
雪が残る季節は営業しないので、確認の上ご利用ください(^_^)
モエレ山~体力があるうちに登っとく?
P1駐車場から出て橋を渡り、しばらく行くと現れるのがモエレ山。
ふもとからの高さは52mで、山頂付近からは札幌市内全体を見渡せます。
子供たちは、この山を見るといつも走って登っていきます!
私は、子供が小さい時には登っていましたが、最近はふもとで腰を下ろして、ゆったり自然を感じながら待っています(^_^)
ちなみにこの山、不燃ゴミと公共残土を積み上げて造成された人工の山。ゴミ処理場に作られた公園というモエレ沼の歴史を思い起こさせます。
遊具も全てイサム・ノグチデザイン
『サクラの森』と呼ばれるエリアには、イサム・ノグチデザインの遊具が設置されています。
エリアが7つに分かれていて、一つひとつのエリアが住宅街にある公園くらいの大きさ。子供たちはひとしきりそのエリア内の遊具で遊ぶと、次のエリアへと向かう。公園のはしごをしているような気分になります。
遊具は全てイサム・ノグチのデザイン。
スケールが大きくて、普通の公園とは明らかに違います!
↑迷路の上を飛び越える!奥に見えるのは巨大滑り台。
↑アルプスの少女ハイジに出てくるような、ロープの長~いブランコ
↑登ってみたり、入ってみたり。
↑ここではかくれんぼ
↑ここでは鬼ごっこ
↑一つの彫刻のような滑り台。(去年は立入禁止になっていた)
子供たちが、イサムノグチの芸術作品のなかで遊んでいるような感覚です。
モエレビーチ~暑い日はここだけ人口密度が超高い!
とてもきれいで安全な水遊び場。ビーチのように徐々に深くなっていて、一番深い場所でも45㎝ほどなので、かなり小さい子供でも安心して遊べます!
モエレ沼公園って、とても広くて開放感があるんですが、夏のモエレビーチだけは、凄いことになってます!
極端な例ですが、それほど気温の高くないある日の午後3時頃。
そして、めっちゃ暑い休日の昼下がり。
モエレビーチまでの道は人もまばらなのに、ここだけ人口密度が高くていつも驚きます!
海の噴水~迫力があって美しい
モエレビーチほどではないものの、人口密度が高いもう一つの場所。それが海の噴水です。
ここでは、1日3~4回噴水のショーが行われます。
40分のロングプログラムと15分のショートプログラムがあるのですが、ロングプログラムはまるで一つの物語のよう。
高く吹き上がったり、うねりを見せたり、優しく引いていったり。
子供たちも迫力に圧倒され、見入っていました。
風向きによっては細かい水の粒を感じて、とても気持ちが良いです。
まだ経験していないのが夜のプログラム。ライトアップされた噴水がどんなに綺麗なものか写真ではなく実際に見たいと思っています。今年はチャレンジしたい!
…ただ、札幌の夜は寒いので気をつけないと(^_^;)
ガラスのピラミッド~最後に立ち寄る芸術的なモニュメント
公園のシンボルでもあるガラスのピラミッド。
館内にはレストランやギャラリー、ショップなどが入っており、イベントや展覧会が開かれていることもあります。
我が家は、たいてい最後にここに立ち寄り、トイレ&休憩を取ります。こちらも芸術作品の中にいるよう。ゆとりのある空間がとても心地よいです。
一階にソフトクリーム屋さんがあり、ついここでソフトクリームを買って食べてしまいます(^_^)
『モエレ沼の最後はガラスのピラミッドで一休憩、そしてソフトクリーム』というのが、1セットになりつつあります(^_^;)
まとめ
夏休み、帰省のたびに行きたくなるモエレ沼公園。
自然や広大さを感じたり、芸術作品のような景色を見たり、遊具で遊んだり。
無料でずっと遊んでいられる本当に贅沢な空間です。
今年は子供達が大きくなってきたので、夜の噴水プログラムに行ってみたいと思います(^^)