今日は、3人の子供たちがイヤイヤ期とも言われる2歳の頃に行った、私のイヤイヤ対処法を紹介したいと思います。
2歳くらいの子って、言葉が少しずつ出てきて、かわいくて仕方がないですよね。特に寝顔が…(^-^;
起きているときにももちろんかわいいけれど、とにかく大変。「自分でやるー」と言って、やろうとしたらできなくて「出来ないー」と怒ったり泣きわめいたり。
そうかと思えば、今までできていたことが急にできなくなって「ママやって~」と赤ちゃんみたいになって甘えてきたり。
それまでは、大変ながらも赤ちゃんを抱っこしてしまえばすんなり行けた買い物も、家を出るまでにいくつもの戦いが繰り広げられるようになりました。
「服着替えて」「ヤダ!」
「オムツ替えるよ」「ヤダ!」
「おもちゃしまって出掛けるよ」「ヤダ!」
…イヤイヤ星人登場。
「このおもちゃ、持って行きたい」
「靴下ははきたくない」
「買い物行きたくない」
話ができるようになったのは成長です!成長なんですが…精神的に本当に疲れるし、イライラしますよね(^-^;
そもそもなんであんなにイヤイヤするの?
子供がイヤイヤするのには、理由があるそうです。自我が出てきて、きちんと自分の気持ちを分かってもらいたいし、自己主張もしたい。
でも、まだきちんと言葉にできない、伝わらない。それがすべて「ヤダ!」という言葉に詰め込まれてしまうのです。
「自分の気持ちを伝えたい」「自己主張をしたい」そんな子供の手助けをしてあげるために、私がしていた対処法は次のようなことです。
受容・共感する
すぐに「〇〇はダメ!」と言わないで、一旦「そうだよね~」と受けとめてあげるようにしていました。そうすると、子供が戦闘態勢に入らずに、冷静に会話がしやすくなります。
例えば、公園でブランコを替わってあげられないとき
親「お友達が待ってるからブランコ替わろう」
子「ヤダー」
親「ブランコ楽しいもんねー。でも、お友達も楽しいから乗りたいんだね。じゃあ、10数えたら替わることにしよう?」
そんな風に、まず受け止めてから提案すると、ぶつからずに聞いてくれることが増えました(^_^)
迷惑を掛けない程度の主張には付き合ってあげる
自我が芽生えることによって出てくる主張。中には、親の意見とは違うけれど主張を聞いてあげてもいいケースもあります。
「この服がいい!」
と有り得ないコーディネートの服を着たいと主張してきたり、ベビーカーに乗せてさっさと買い物を済ませたいのに
「ベビーカーに乗りたくない、歩きたい」
と言われたり。
私とは考えが違うけれど、人に迷惑をかけないような自己主張なら、受け入れてあげるようにしていました。
危険なこと、人に迷惑をかけることは、きちんと「してはいけないこと」と線引きをしてあげる。
でも、心や時間に余裕があるときには、子供の主張をできるだけ聞いてあげる。
親にとっては修行ですが、イヤイヤ期の子供にとっては大切なことだと思います。
人生は選択。自己主張が生まれてくるイヤイヤ期は、その第一歩なのかなぁと思っています(^^)
質問をして選ばせる
何か決めるときに、良かれと思って「好きなように選んでいいよ」と言うと、大人の常識から外れた答えが返ってくることがあります。
例えば、カンカン照りの暑い日に、「今日はどの服着てでかけようか~」と聞いたら、奥の方からフワフワのセーターを出してきて「これを着たい」と主張されてしまったり!「いや…これはちょっと…」ってなりますよね(^_^;)
子供がイヤイヤ期の頃、私はできるだけ「今日はどの服が着たい?」と何でも答えられる質問ではなくて、「今日はこの服とあの服、どっちを着る?」と選択させる質問をしていました。
すると、割とスムーズに答えてくれることが多かったように思います。それは、選ばせることによって、「自分が選んだ」「ちゃんと自己主張が認められた」という満足感が得られたからじゃないかと思います。私も、自分が提示した選択肢だから受け止めてあげられます(^^)
気をそらす
イヤイヤしている時間が長くなってくると、イヤイヤしている子供も、自分がなんでイヤイヤしているのか分からないけれど、感情の爆発が止まらない、というケースもあります。
そんな風に感じるときには、一度気を紛らわせてあげていました。
「あっ!可愛い犬が散歩してる!ちょっと見にいこう」
「飛行機雲、みつけた~!!」
時にはテレビの力を借りて
「アンパンマンが始まった!」
ということも。
そうすると、何を主張しているかわからないイヤイヤは、どこかに行っちゃうことが多かったです。
イヤイヤ返しをする
こんなところでイヤイヤ言う?とツッコミたくなるような、日常のささいなことに「イヤイヤ!」してくるイヤイヤ期の子供。
親「服が前と後ろ反対だから着替えよう~」
子「イヤ!」
親「でも、変だよ」
子「イヤ!」
親「じゃあ、カッコ悪いけどそのまま行く?」
子「イヤ!」
親「じゃあ、どうするの?(怒)」
子「イヤイヤーーー!(大泣き)
なんでもかんでもイヤイヤ。服の前と後ろが反対なのを指摘したばっかりに、すぐそこまでの買い物に出られなくなってしまうようなこともよくありますよね(:_;)
最初は優しく受け止めてあげるけど、イヤイヤが続くと、こっちだって限界!受け止められません!!
そんなときにしていたのは、“必殺イヤイヤ返し”!
「それならママもイヤイヤするよ!イヤ!イヤ!イヤ!」
「抱っこだってイヤ!おやつもイヤ!」
身体をのけぞらせて主張するその姿まで真似してみたりして。
…かなりスッキリします!
しかも、子供にも効果が現れていました。
ママのママらしくない振る舞いを見て、驚きます。
そして、大抵うちの子は「イヤイヤ止めて…」と言ってきます。
「そうしたら、〇〇くんもイヤイヤしないで」「えー、分かった(つд`)」
と、大抵こうなります(^_^)
虫の居所が悪いときには、そうスムーズには行かないこともありましたが。
子供は、親がイヤイヤしてくると、驚いて受け身に回る。そのうち、イヤイヤ感情の爆発が収まってくるようです。
そうなったら、チャンス。もう一度冷静にお話ししてあげられます(^_^)
まとめ
イヤイヤ期の子供のお相手は、本当に大変!!
時には受け止め、時には気を逸らし、たまに親の感情も見せながらイヤイヤ期を乗り越えました。
そして、息抜きも重要!!
リフレッシュしたら、また心に余裕を持ってイヤイヤ星人に接することができると思います(^_^)