うちの長女(小4)と長男(小2)は、学習机に堀田木工所のダック(DUCK)とウィンディを使っています。
今日は、なぜこの学習机を買ったのか、そして実際使ってみてどうか、というあたりを書いていこうと思います。
- そもそも学習机は必要?
- 我が家の学習机の条件
- 家具屋さんを回ってビックリ!条件に合う机がほとんど無い!!
- 堀田木工所「ダック」との出会い
- アルダー材・自然塗装のやわらかさがネックに
- 「ダック」購入!そして3年経過後我が家のダック(写真とともに)
- 長男は同じ堀田木工所のデザイン違い「ウィンディ」
- ダック・ウィンディを選んだ理由まとめ
- さいごに
そもそも学習机は必要?
我が家ははっきり言ってそう広くはありません(^-^;
子供が3人いて、机を置く予定の子供部屋は4.5畳×2。
いずれ、全員が小学校に上がったとき、学習机を3つも置けるかなぁという不安はありました。
リビング学習でもいいのかな?
でも、学習机をいずれは欲しくなるだろうし、何より、大好きな絵を描いていても、いつも下の弟たちに邪魔ばかりされている長女がかわいそうで(^-^;
そんな長女の居場所を作ってあげたい!という思いから、我が家では学習机を買うことにしました。
我が家の学習机の条件
子供に買ってあげる学習机。我が家では、次の3つの条件を考えていました。
幅100cm以下、奥行70cm以下。高さ110cm以下。
これは棚なども含めてのサイズです。
まずは幅。
リビングの隣にある子供部屋は引き戸です。
今まではほとんど閉めずに開けっ放しなのですが、その引き戸を開けると壁の幅がちょうど100cmくらい。なので、100cmを超えると、机の背面が リビングから見えて格好悪い…なので、100cmまでにしたいと思っていました。
理想は80~90cm。それ以下になると学年が上がったときに勉強しづらそうなので…。
次に奥行。
あまりない方がいいですが、上棚を利用したかったので50㎝以下のものは無しかなぁと。(A4ファイルや教科書の大きいものは30cm以上あるし)
でも、70cm以上あると、4畳半の子ども部屋に学習机を背中合わせに置けなくなってしまう。(椅子がぶつかりそう)
なので、奥行きは70cm以下で考えました。理想は60cmくらいでした。
最後に高さ。
これは、窓がある場所に学習机が置けなくなってしまうので、子ども部屋の窓の高さ110cmまでにしたいと考えました。
無垢材
完全に見た目の好みなので、天然木っぽく見えるものがあるならそれでもいいかな~と思っていました。
というのは、先ほども書いたように我が家の子供部屋はリビング続き。1間分くらいガバッと開く引き戸で、いつも開けたままにしています。
リビング中央のテーブル(のちに揃えたチェストやTV台も含めて)が無垢材のもの。ナチュラルテイストなので、できればそれに合わせたい!という私のちょっとワガママな希望でした。
予算は5~6万円くらい
本当に何となくですが、家に入ってくるホームセンターのチラシを見ているとこのくらいの価格が多かったので、このくらいなのかな~とふんわり設定していました。
家具屋さんを回ってビックリ!条件に合う机がほとんど無い!!
さて、上の条件をメモしつつ近所の家具屋さんに行ってみました。
学習机コーナーに行ってみると、さっそくリビングの家具を買うときにも見たカリモクが。
カリモク家具、とってもステキに見えるけど、高いんだろうなぁ~と思いながら見に行くと13万円越え!!
これは無いわ…と隣を見ると浜本工芸。
浜本工芸、初めて知ったけどこちらもステキじゃない?そう思ってお値段を見たら、こちらも13万円越え!!
…学習机ってこんなに高いの?!子供が使うものなのに…。
驚きながら、もうちょっと安いものは無いかと、コイズミ、オカムラ、イトーキ、ヒカリ…色々なメーカーを見てみました。カリモクや浜本工芸ほどは高くないものの、全体的に8~10万円前後するものが多い。
中には現品限りや特売のものもありましたが、サイズの条件を満たしていないものが多くてダメでした。それか、全く天然木っぽくない素材。
学習机の予算を、低く見積もり過ぎていたようです…。
いくつか家具屋さんを回りましたが、打ちひしがれて家に帰っていました。
堀田木工所「ダック」との出会い
私が挙げた条件を変えないといけない、と考えていた矢先、ダックと出会いました。出会いは長女と同い年の子供がいるママ友さんのお家。
「もう学習机買ったよ~」と言うので見せてもらうと。ナチュラルテイストの子ども部屋によく合う学習机が置いてあります。
彼女曰く「堀田木工所のダック。村内家具に現品限りで置いてあって6万円代だったよ~。」と。
木の風合いがすごく感じられ、なおかつ落ち着いたちょうどいい明るさ。上棚も高すぎません。何より価格がいい!!
今まで行った家具屋さんには取り扱いが無かったようです。さっそく週末に村内家具に行ってみました。
アルダー材・自然塗装のやわらかさがネックに
村内家具に行くと、ダックの学習机、ありました!
現品限りの札が貼ってあるものの、上棚やワゴンなど注文してカスタマイズもできるとのこと。
他の学習机と見た目を比べても、木の風合いが私好みで♡
さっそく購入したい旨店員さんに伝えました。
すると、店員さんがこう言うのです。
「アルダー材でしかもウレタン塗装していないオイル仕上げの机なので、傷つきやすい部分はありますけどね」
その時まだアルダー材って何?ウレタン塗装とは?オイル仕上げとは?という状態。
ですが、よくよく机の表面を見ると、確かにたくさんの傷が付いています。
急に選んで良いのか自信が無くなり、その日は結局一度帰宅することに(>_<)
そして、アルダー材やウレタン塗装・オイル仕上げについて調べ、もう一度購入するか否かを熟考してみました。
まず、アルダー材について。色々調べたところ、柔らかい方に分類されるようでした。
↓主な木材の特徴が分かります♪
それから、ウレタン塗装・自然塗装(オイル仕上げ)についても調べてみました。
自然塗装の方が木の風合いは残るけれど、強度は落ちる。また、メンテナンスも必要とのこと。
↓分かりやすく説明してくれています。
正しく理解したい、自然塗装(オイル仕上げ)の学習机のメリットとデメリット | 学習机評論家のオススメ
さて、どうする?!
迷いに迷いましたが、こう考えました。
・長女はあまりやんちゃなことをしない。きっと一生使える
・そんな長女でも傷が付くようなら、2番目の長男のときは考えよう(つまりは長女が実験台(^-^;))
そう考えて翌週末、村内家具へ行き、ダック(DUCK)を購入しました!
「ダック」購入!そして3年経過後我が家のダック(写真とともに)
迷いに迷って購入した長女の学習机ダック。3年経過した現在、どうなっているかと言うと…
ほとんど傷なし!
ちなみに長女、毎日の宿題はほぼ学習机でやってます。読書とお絵描きは半分くらい。
低学年にしては、学習机に向かっている方だと思いますが、全然傷はありません(*^^*)
机の上に引いているマットのお陰もありますが、そもそも傷が付くような作業を学習机でしないからかな…(^^)
鉛筆の黒ずみは付きますが、たま~に消しゴムでキレイに消してます。
本当はお姫様みたいな学習机が良かったという娘。
飽きがきそうだし、そもそも値段が高すぎて却下。
その代わり、キラキラしたシールやマスキングテープを使ってちょこちょこ模様替えをしています。
補修用オイルが付いてきましたが、メンテナンスはまだしていません。
ちなみに、イスも同じくダックチェアーを使っています。
1点だけ注意!!
ダックはほぼ無垢材を使用していますが、デスク本体の側面は無垢材ではなく化粧合板なので、粘着力の強いシールを貼ると、剥がしたときボロボロになります(:_;)
…知らずに貼ってしまいました(>_<)
長男は同じ堀田木工所のデザイン違い「ウィンディ」
長女のときは、アルダー材の自然塗装が傷つきやすいということで迷いに迷いました。
が、ぜーんぜん傷つかなかったので、2番目の子もダックに!
と思っていたのですが、デスク本体の側面が重苦しい。
しかも合板だったし”(-“”-)”
そこで側面が空いているウィンディを検討しました。
近くの村内家具が無くなってしまったので、堀田木工所の家具を取り扱っている家具屋を調べ、ROOMS大正堂へ。
長男もウィンディのデザインの方が好きだというので、長男はウインディに。ほんのちょっとお高めになります(^-^;
木の風合いは同じような感じで、丸みのあるデザインか直線的でシャープなデザインか、の違いのみで、他の仕様は同じです。
※机の棚が散らかったままです。見苦しくてスミマセン(>_<)
長男はまだ1年しか使っていません。
しかも、宿題はリビングのテーブルでしたいようで、学習机を使うことはたま~に(^-^;
学習机は主に物を整理する棚になっています。
そんな状態なので、傷も汚れも全くなし(^^)
夫が「オレが彫刻刀で机を彫ったのは中学だったかなぁ」なんて言ってましたが、彫刻刀を持ちだしたら、ウレタン塗装も自然塗装も関係なく削れるわ!と家族皆に突っ込まれていました(^-^;
恐らく3人目の末っ子が小学校に上がるタイミングで同じものを購入すると思います。
通販ではなく家具屋さんにしたのは、組み立てが心配だったからなのですが、デスク本体と上棚を備え付けの器具で固定するだけなので、次回は通販で購入しようと思います♪
ダック・ウィンディを選んだ理由まとめ
最終的に、堀田木工所のダック(長女)、ウィンディ(長男)を選びましたが、「〇〇と迷った」というのはなく、ほぼオンリーワンで選びました。
主な理由は次の4点です。
◇見た目
木の風合いを感じられて、いい♪
とっても好み(*^^*)
リビングの家具ともマッチします。
◇カスタマイズが出来る
上棚の種類(2~3種類)、デスク本体の引き出しの種類(2種類)、袖ワゴン(2種類)から選ぶことができます。
※種類は販売時期によって異なるようですので、購入を検討される場合は確認してください。
◇細部の仕様
無垢材の風合いが良くても、細かく見ていくと使い勝手が悪そうな学習机もあります。
上棚の両端が枠だけだったり(オシャレに見えるけど、小さい用紙や物は落ちてしまう)、下まで仕切りがあったり(奥行が狭まってしまう)、デスクやワゴンの引き出しがガタガタだったり。
そういう細かい使い勝手がダックとウィンディはしっかりしています。
引き出しにはレールが付いているのでスムーズですし、最後まで引き出して落ちてしまうようなことはありません(上棚のみレール無し)。
コンセントは上棚に2口ついていて、ライトは左右どちらにも付けられるように穴が開いています。
◇値段
とにかくコスパが良い。
無垢材で、カスタマイズが出来て、ここまでコスパがいい学習机を私は見つけられませんでした。
(値段が安くても、大きすぎたり小さすぎたり、サイズが合わないものもありました)
ダック・ウィンディは少し大きめに感じますが、我が家の条件にギリギリ叶った大きさで本当に助かりました。
次回は通販で…と思っているので、さらにお安く購入できるはず(^^)
さいごに
学習机に関しては、迷うことがたくさんありますよね。
そもそも買うかどうか、というところから、デザイン・値段・機能など。
時期も必ずしも小1の初めではなく、必要を感じてから購入するご家庭も増えてきているようですね。
今回の私たちの学習机選びの体験談が、読者さまの一つの参考事例になれば幸いです(^^)