調布市郷土博物館に行ってきました。
ここは、近隣の小学生が社会科見学で訪れるらしいですね。
展示に興味があったので、週末に行ってみました。
【目次】
調布市郷土博物館とは
1階と2階に展示室があるこぢんまりとした博物館です。入館は無料。住宅地の中にポツンと建っています。
以下引用です。
郷土博物館は、郷土の歴史や文化・自然に関するさまざまな資料、情報を展示や講演会・講座、月見だんご作り・深大寺赤駒作りなどの体験学習会を通して市民に提供しています。
収蔵品は、市内の遺跡出土の土器や石器などの考古資料、江戸時代の村絵図や古文書、明治時代以降の教科書、古写真、太平洋戦争関係資料などの歴史資料、多摩川に生息する魚類のはく製など自然その他の資料、郷土ゆかりの美術資料があります。
1階
1階展示室と図書閲覧コーナーがあります。
1階展示室
この日は郷土学習展「ちょっと昔の暮らし」が開催がされていました。(平成30年1月4日(木)~3月25日(日)開催)
45歳の夫が「おれはちょっと昔の暮らしは知らない」と言い張ります。
「いやいや、『うわ、懐かしい~』ってなるよ」というのが私の主張。
どっちが正しいか(どっちでもいいんですけど(^_^;))確かめに入ってみました。
中に入ると、まずは藁で編んだ草履(ぞうりが)目に入ります。
…すいません、参りました。
私たちここまで古い人間じゃないですね(^_^;)普通にスニーカーで学校行ってました。
洗濯板と、洗濯機に付いていたハンドル式の手絞り器には、子供たち興味津々。「洗濯機なかったの?!」「洗濯機に付いてるハンドルは何?!」。
ハンドルは水を絞るためのものだよ、と教えると「へぇ~、毎日洗濯するの大変だったんだね」と。
うんうん、私もそう思います。
映像でしか見たことの無いものが多いのですが、なかにはちょっと懐かしいものもありました。
いかにも重そうな全体鉄のアイロンが年代毎に4つ。その中の一つが、実家で未だに使っているアイロンそのままでした。
電気窯やお弁当箱、冷蔵庫や洗濯機もおばあちゃんの家に昔あったなぁという印象です。
「これはおばあちゃんの家にあった、これは見たこと無い」など家族でわーわー言いながら見学。期待以上に見応えがありました。
図書閲覧コーナー
1階展示室前にある図書閲覧コーナー。調布市が近藤勇ゆかりの地だからか、新撰組の資料が目立ちました。手塚治虫が描いた新撰組の漫画も置いてあります。
この日は子供たちも一緒だったので叶いませんでしたが、今度1人で訪れて、ゆっくり漫画を読んでみたいです(^^)
その他、休憩スペースでは「体験学習」が行われています。
現在は「縄文時代の布を編んでみよう 編布コースターづくり」が行われています。直接博物館事務室へ申込をすると、随時教えてもらえるようです。
2階
第2展示室とギャラリー展示があります。
第2展示室(常設展示室)
原始時代から近・現代までの調布の歩みを紹介しています。
大きな近藤勇生家復元模型があり、子供たちは色々な角度から覗き込んでいました。
そもそも近藤勇生家跡が、野川公園の入口にあったとは全く知らず。勉強になりました(^^)
京王電鉄の歴史も興味深く見入りました。
郷土博物館最寄りの京王多摩川駅あたりまで鉄道が開通したのは1916年なのですね。以前鉄道が走っていた場所と現在の場所が違うことや、駅名の違いにも驚きました。
京王閣がかつて遊園地だったころの園内地図もあり、興味深く見入ってしまいました。
ギャラリー展示
こちらは季節にちなんだ展示がされている場所。この日はお雛様の展示でした。
人形の顔や髪型がなんとも個性的で、子供たちだけじゃなく大人の私たちも食い入るように見てしまいました。
混雑状況
訪れたのは、日曜日の午後。
しかし、中には1人もいませんでした。恐らく、それ程混雑する施設では無いのだと思います。
小学生が社会科見学で訪れる場所ということなので、平日の午前中の方が混雑しているのかもしれません。
飲食できる場所
それほど長居するような施設ではないのですが、たまたまこの日は他用もあり、おにぎりを持参していました。
施設内は飲食厳禁です。
この日は晴れていたので外の休憩スペースでおにぎりをいただきました。
子供と一緒なら、駅から歩いてくる途中や、施設の近隣に公園があるので、そこでお弁当を食べてもいいかもしれません。
アクセス・駐車場
京王多摩川駅から子供と一緒に歩いて約7~8分の場所にあります。
駐車場は3台分のみ。台数は少ないですが、あまり人もいないので、駐車できる可能性は大。
もしこの駐車場が埋まっていたら、駅側に数分歩いた場所にも大きな駐車場があります。
さいごに
京王多摩川駅から徒歩7~8分のところにある調布市郷土博物館。入館無料で、空いていて、のんびりできました。調布市や新選組に興味があるなら、一度訪れてみると良いのではないでしょうか。新たな発見があるかもしれません。