小5、小3、幼稚園(年長)の子どもたちと一緒に、初めてキャンプ場で一泊しました。
私たち家族は、キャンプ超初心者!そもそも、なぜキャンプすることになったかというと…
「GW一泊旅行したい」⇒「どこのホテルも高くてムリ!!」⇒「キャンプならいけるんじゃ?」
みないな流れ。テントは持ってないからコテージを探し、PICA富士吉田へ行くことに。
“キャンプ”って言っていいのかな?と、不安になるくらい設備が整っていました!
今回は、キャンプ場での過ごし方や、超初心者にPICAがいかに優しいか、ということを中心にまとめたいと思います。
☆念のため「キャンプとは」で調べたら、「テントあるいは簡単な小屋がけで一時的に野外生活すること。」(百科事典マイペディア)と出てきたので、今回の滞在も「キャンプ」でギリギリOKかな…(^-^;と思います。
自宅からPICAへ
大渋滞の高速道路。車の中の過ごし方
さっそく、キャンプ場での過ごし方ではないのですが…
キャンプ日はGW真っ只中。早朝に家を出たところで混雑しているだろうし、PAもSAも入れないだろう、ということで、朝ご飯をしっかり食べてから8:30頃出発しました。
高速道路に入ると、案の上すぐに渋滞。
わが家から河口湖畔まで、普段なら1時間半。この日は3時間半かかりました…。
そんななか、約1時間半は「妖怪ウォッチ」のDVDを見ながら、約2時間は音楽を聴きながら過ごしました。
この日のために「LINE MUSIC」にお試し入会中。最近、子どもたちのリクエストが大人も聴いてて心地よい音楽になってきたので嬉しい♪
姉はドラマや映画の主題歌(ミスチルの「himawari」だったりMISIAの「愛のカタチ」だったり。)やボカロ。
弟たちは、名探偵コナンの映画主題歌(倉木麻衣の「渡月橋」だったり、登坂広臣の「ブルーサファイア」だったり。)やマンガ主題歌、U.S.A、パプリカなど。
エンドレスアンパンマンの頃も、それはそれで楽しかったんですけどね。今の方がストレスないです。
ランチは湖畔で。パン工房「レイクベイク」で購入
河口湖インターを降りると、もうお昼時。車の中でせっせとランチができる場所を探していたのですが、どこもなかなかの観光地価格。評判のパン屋さんがあることを知り、そこでパンを買って外で食べることにしました。
パン工房の前にもいくつか駐車場はありますが、隣の大石公園と繋がっているので、そちらの駐車場に停めることもできます♪
パン工房で10個ほどパンを購入。カフェ内で食べることもできましたが、体を伸ばしたいので湖畔へ。富士山がとーっても大きくてみんなで感動しました!
そして、パンが予想を上回る美味しさ!!パンの表面がパリパリしていて、家族全員こちらにも感動。お腹が空いていたら、もっと追加していたと思います。
PICA富士吉田で過ごす
チェック・イン
その後、道に迷いながらPICAに到着したのが14:00少し過ぎ。ゲストハウスにはチェック・インのための長い行列ができていました。GWなどの繁忙期には、少し時間をずらした方が良さそうです。
チェックイン時には、施設の方がコテージの場所から、キャンプ場のルール説明はもちろん、「1泊で木炭と薪はどのくらい購入したらいい?」など超初心者な質問にも優しくこたえてくださいました。
コテージへ
ゲストハウスから徒歩1分のコテージへ。私たちが宿泊したのは、キッチンデッキにBBQグリルと薪ストーブがあるタイプのコテージです♪
PICA富士吉田のコテージは、基本的に車をコテージ脇に停められます。なので、荷物運びは楽チン!あまり使わない荷物は車の中に置いておけます。
キッチンデッキには、BBQグリルと薪ストーブのほか、ベンチや温水シンクまで揃っている。まだまだ朝晩が冷えるこの季節、温水が出るというのはありがたい♪
さらに、コテージ内には冷暖房完備!エアコンが設置されていた他、ガスストーブもあり。
昼間は半そでOKの暖かい日でしたが、夜は案の上かなり寒くなり、使わせていただきました。あっという間に部屋中温かくなりましたよ。
本格的なキャンプをしてきた田舎の両親にこのことを話すと苦笑されてしまいましたが、いいんです!子ども3人一緒で、超初心者ですから!!
ツリーハウスやアウトドアリラックスエリアなどで遊ぶ
BBQ開始まで、たっぷり時間はあります。そこで、PICA内を探検することにしました。
PICA富士吉田には、ツリーハウスやゆっくり過ごせるエリアがあります。
トムソーヤの冒険のツリーハウスを思い浮かべるとちょっと物足りないかもしれませんが、男の子たちがワクワクしてしまうようなツリーハウスです。
そして、「アウトドアリラックスエリア」とよばれる場所。遊具という程のものはありませんが、子どもたちが自由に体を動かせる空間です。
まだ時間があったので、施設を出て5分くらいのところにある「富士北麓公園」という大きな公園にも行きました。サッカーボールを持って。
GWでもほとんど人がいなかったので、公園内をドリブルしながら歩けました♪東京じゃ、今の時代「ボールはともだち」できないので、男の子たち、楽しそうでした☆
コテージでBBQ!
16:20くらいになって、BBQグリルの火おこし開始!…が、火おこしはなかなか、なかなか大変ですね。
いや、BBQくらいやったことはあるんですが、うち最近ほとんどガスコンロ使ってたもんで…。
ホントに炭をおこすのって時間がかかる。初心者ながら頑張ってくれたお父さん、お疲れさまでした!うちわパタパタを手伝ってくれた子どもたちもありがとう♪
17:00過ぎくらいからお肉を焼き始めました。
途中、鉄板にひく油を忘れてゲストハウスへ。ちゃんと置いてくれていました。他の調味料も。お酒も。着火剤も。超初心者にどれだけ優しいんでしょう。
BBQ楽しいし、安肉でも美味しい♡
食べ終わるころには薄暗くなっていましたが、その雰囲気も含めて楽しめました。
きもだめし
子どもたち、家でペンライトを準備しているときから「夜はきもだめしする!」と言っていました。
そして、19:00頃ついにキャンプ場は真っ暗に。
実は夕方、アウトドアリラックスエリアで遊んでいたときに、お父さんが「きもだめし用の枝」を小屋の後ろに立てていました。それを取って戻ってくるのが、きもだめしのミッションです!
親2人はコテージに残ってお片付け。「行ってらっしゃーい」3人の子どもたちを送り出しました。
コテージ付近はランタンやコテージ屋内の明かりで少し明るいのですが、アウトドアリラックスエリアには明かりゼロなので真っ暗。ペンライトの光だけだと、本当に足元しか見えません。果たして、ミッションクリアなるか?!
…3分後、幼稚園年長の末っ子、半分泣きながら上2人に連れて来られる。リタイア。
上2人は再チャレンジ。そして、5分後くらいに、きもだめし用の枝を持って現れました。ミッション成功!かなり怖かったようで、2人とも興奮気味に目標地点までのみちのりのことを話してくれました♪
お風呂へ
PICA富士吉田のゲストハウスには、お風呂があります。本当にありがたいですよねぇ…。
大浴場、という程の広さはなく、シャワーも4、5個程度。シャワー前で並ぶなど、結構混雑してはいましたが、BBQの煙でベトベトの髪や体を洗って、かなりスッキリすることができました。
就寝
PICAは10時消灯。とは言っても、全ての照明が消えてしまうわけではなく、自主的な消灯を促しているだけのようです。
コテージ内には、マット・枕・毛布が用意してあります。なので、寝袋は不要。マットと枕はウレタン・ビニールレザー。アレルギー持ちのわが家には非常にありがたいです。特に、父親はハウスダストが多い場所に行くと息苦しくなるほどアレルギー症状がでるのですが、ここではまったく出ず。毛布もとても清潔な状態で用意してくれているのだと思います。感謝!
朝食は薪ストーブで
朝ごはんは、薪ストーブ(Ozpig)で準備。
フライパンで作った焼きそば、
クッキングシートをひいてあたためたクロワッサン、
湯を沸かして作った、即席のコーンポタージュ。
朝は10℃くらいで、まだ結構寒くて。あたたかい朝食、嬉しかったです。
食事が終わった後も、子どもたちがせっせと木の枝を運んできて薪ストーブに入れながら暖をとっていました。この一連の作業、子どもたちかなり楽しんでいました。
チェックアウト⇒河口湖畔経由で帰宅
PICA富士吉田のチェックアウトは11時。
ゴミステーションがあるため、そこにゴミを運んで子どもたちと分別作業をします。その後、ゆっくりしても良かったのですが、河口湖をもうちょっと楽しもうということになり「道の駅かつやま」へ。
湖畔に、広い芝生広場があり、朝から結構な混雑ではありましたがゆっくりできました。子どもたちは、ソフトクリームを食べた後、ずーっとドッチビーやってました。
かかったお金
今回のキャンプ場一泊の金額。そもそものキャンプの動機が「ホテル高すぎ!キャンプどう?」だったので、ホテル料金との比較のためにも、宿泊料と朝晩の食費とそれにまつわる経費でまとめてみました。
◇コテージ宿泊料…¥29,000
◇網&鉄板レンタル…¥800
◇木炭3kg・薪(PICAで購入)…¥2,000
◇お肉・パン・焼きそば等…¥7,814
【合計…¥39,614】
(コテージ宿泊料は、GW真っ只中だったためトップ料金でした。トップシーズンでなければ、こんなにかかりません。)
家族5人で東京近辺のリゾートホテル(夕食・朝食付)に宿泊したら、こんなものでは絶対泊まれません。そもそも、楽しみ方も全然違いますけどね。キャンプ場に一泊したことで、新たな楽しみ方を知ることができました♪
まとめ
家族5人で初めてキャンプ場に一泊しました。
BBQ火おこしも、コテージ泊も初めて。でも、PICAなら安心して過ごせました。
PICA富士吉田には、コテージの他パオのような変わった形の宿泊施設もアリ。
また機会があれば、ぜひ訪れてみたいと思います!