3月末に急な用事ができ、東京から北海道へひとっ飛びしてきました。
いつもはANAを使って帰省していますが、今回はスカイマークを利用。
すると、驚きの連続だったので、今日はそのことを書こうと思います。
今回ANAではなくスカイマークを利用した理由
今回は急用ができ、1人で帰省しました。
いつもはだいたい夏休みにANAの旅割75(75日前までに予約する、予約変更不可の割引運賃)を利用して家族或いは子供達と帰省します。
でも、今回は帰省することに決まった翌日、私1人で出発することになりました。
料金を調べたところ、ANAは安定の片道3万円台。一部予約の変更が出来ない割引運賃も利用出来ましたが、利用したい時間帯のものはほぼ3万円程度でした。
念のためJALも調べましたが、ほぼ同じような運賃。
スカイマークを調べたところ、割引運賃で行きは2万円台前半、帰りは1万円台で取れることが分かりました。しかも、予約変更可!すぐに予約を取りました。
ANAとスカイマークの主な違いをおさらい
ANAとスカイマークでは運賃からサービスまでかなりの違いがあります。ANAにはプレミアムクラスもありますが、今回は普通席に座ったときの主な違いをおさらいしたいと思います。
◇運賃
単純に運賃比較すると、圧倒的にスカイマークの方が安いです。
例えば
4月7日(土)で調べてみると…(4月2日時点)
<ANA>
片道運賃 37,790円
割引運賃最安値 24,590円
<スカイマーク>
普通運賃 28,190円
割引運賃最安値 11,890円
ANAとスカイマークの運賃表現は違いますが、その差は
・通常の運賃で9,600円
・割引運賃最安値で12,700円
と相当違ってきます。往復分だと割引運賃で25,000円以上の差です。
ただし、2~3ヶ月先となると、ANAには旅割75という割引率が非常に高い割引運賃があるので、その差は縮まります。
例えば、7月23日(月)の最安値は(4月2日時点)
ANA割引運賃最安値 12,790円
スカイマーク割引運賃最安値 9,890円
飛行機の運賃は、通常運賃と割引運賃の差が大きいので、旅の日程に合わせて確認が必要です。
◇サービス
普通席に座ったときの主なサービスを比較しています。
◆手荷物の重さ
ANA、スカイマークともに20㎏まで無料です。
◆飲み物、食べ物
<ANA>
コーヒー、ANAオリジナルビーフコンソメ、アップルジュース、日本茶、ミネラルウォーターが無料で提供されます。(一部の便ではインスタントコーヒーの提供有り)
その他有料でアルコールやスナックの販売があります。
<スカイマーク>
キットカットミニが無料で提供されます。
※1人1つずつですが、配布時寝ていたので、後からキャビンアテンダントさんに声を掛けたら2ついただいちゃいました♪
また、一部の路線でブレンドコーヒーの提供があります。(羽田ー新千歳は対象便ではありません)
その他100円でコーヒー、抹茶ラテ、お茶、アップルジュース、コカ・コーラ、ミネラルウォーター、コンソメスープなどが購入できます。
アルコール、お菓子、おつまみもあります。
◆お子様グッズ
ANAでは、小さい子供用のおもちゃが数種類用意されていて運行中に配布してもらえます。スカイマークには同様のサービスはありません。
◆Wifiサービス
ANAのWifiサービスは、2018年4月に無料になりました。(Wifiサービス自体、使用できる便、できない便があります)
スカイマークは、以前一部の便でWifiサービスを使えたようですが、現在使える便はありません。
◇座席
<ANA>
羽田ー新千歳を飛ぶ多くの便が3列+4列+3列で通路が2列の機材。
<スカイマーク>
3列+3列で通路が1列の機材。
座席の広さに関しては、それほど大きな違いは感じませんでした。
◇その他
ANAには各座席にヘッドホンの用意があり、オリジナル番組を見たり、オーディオ番組が楽しめます。スカイマークにはありません。
久々のスカイマーク。かなり驚きの連続!!
航空会社を変えただけでこうも違うのか!本当に驚きの連続でした。驚きの大きさ順に、並べてみようと思います。
◇スカイマーク、揺れる!!
自分比でしかないので、たまたまだったのかもしれません…が、10年以上こんなに揺れる飛行機に乗っていなかったので、死ぬかと思いました(^_^;)
特に揺れたのは、東京→新千歳に向かう時。離陸後の飛行機が上昇中の時間帯です。
エンジン音がとても大きかったのも恐怖心を強く感じた一因だと思うのですが、本当に機体が不安定で怖かった…。
横揺れも怖いのですが、下にフッと落ちる感覚が何度もあって、思わずアームレストにしがみついてしまいました(^-^;
着陸前の飛行機が下降中もスムーズではなく何度か段を感じるような下降の仕方。
飛行機の大きさの違いなのか、パイロットさんの違いなのか…
あんなに揺れを感じたのに何のアナウンスも無かったということは、あの揺れが標準ということなんですよね…?!
ちなみに、水平飛行中はとてもスムーズでした。
◇手荷物預かり所、搭乗ゲートのセキュリティーチェックが空いている!!
これは特に新千歳空港のことなのですが、ANAってめちゃめちゃ混雑しているんです。
夏休みなんて、平日昼のフライトを選んでも混雑が激しくて、手荷物預かり所に1時間、搭乗ゲートに30分並ぶようなことも。
それで毎度のように時間が迫った人用の優先ゲートをくぐるんですが、「もっと早めに並んでください」と文句を言われたりして…暴動が起きないのが不思議です( -_-)
…愚痴になってしまいましたが、今回のスカイマーク。
荷物を預けたことを忘れるくらい、搭乗ゲートを通ったことを忘れるくらい空いていました(^^)便が少ないという理由は大きいのでしょうが、素晴らしいです!!
今回もANAの前は列ができていましたよ~。ただ、自動手荷物預け機が設置されていました!これはビッグニュース!!
調べたところ、2017年の11月に導入されたのですね。
今年の夏からは、荷物を預けるための果てしない行列が無くなることが期待されます(^^)
◇シートがボロボロ…
最後に。私はこういうことにあまり気が付かない方なのですが、そんな私でも気が付くくらい、通路側のシートが擦れて破れていました。
揺れている最中に破れに気づいたので、機体が古いのか…という不安がさらに恐怖心を高めてくれました(^_^;)
まとめ
今回、ANAではなく久々にスカイマークで北海道へ帰りました。
料金が安い分、サービスが少ない。それは全然問題ありませんでしたが、機体の揺れとシート破れの恐怖、不安が過去のスカイマークのトラブルを思い出させました…。
ただ、ANAと違って手荷物預かり所や搭乗ゲートが空いているところは魅力です。
今年の夏は子供達と一緒。どっちに乗るかな。
まだハッキリとは決めていませんが、いつも通り旅割75を使ってANAかなぁ~と何となく考えています。
↓里帰り出産時は、赤ちゃん用ベッドが利用できるという理由でANAを利用しました。