【目次】
2018年1月22日(月)東京に大雪警報
数日前から、南岸低気圧が近づいて関東にも雪が降るかもしれない、というニュースが続いていましたね。
ここ数年、「降るのか?降るのか?」「降らない~」という、にゃんこスターのネタみたいな年が続いていたので、今年もなんだかんだ言って降らないんじゃない?とタカをくくっていたのですが、ガッツリ降りましたね。
都心は積雪23㎝だそうです。
私の住む東京の多摩地区(ちょっと都心寄り)は、昨日9時くらいから雪がチラつき始めて、午後になると路面に積もり始めました。
幼稚園は早々に午前保育に切り替わり。(と言っても、家の子が通う幼稚園だけ?同じバス停を使っている他の幼稚園は通常保育…。)
そして、2018年1月23日大雪後の朝。いつもよりだいぶ早い6時過ぎに仕事に出かけた夫を見送ると、外は相当積もっている。昨日夕方に一度雪かきしたものの、だいぶ積もってしまっています。
スーツのズボン15㎝くらい埋まりながら、道の出来ている部分まで出て行きました。
「私も北海道に住んでいた頃、学校に行く前に母が道を作ってくれていたなぁ」と思い出す。
はっ。
道を作るの、私か!!
反省しながら、子供たちのために雪かきを始めました。
…子供たちは長靴だし、新雪踏みたいんでしょうけどね(^_^;)
形だけ。
幼稚園は案の定、休園(;_;)
小学生は、通常通りとなりましたが、たまたま小3の娘は今日から学級閉鎖!(インフルエンザ&胃腸炎の流行)
小1の息子だけ登校になり、ブーたれていたので、朝食のタコさんウインナーをこっそり一つ増やしてやりました(^^)
もう外はほとんど凍っていないので一人でも問題なさそう。でも、せっかくの機会なので、雪が降ったときの注意点をいくつか伝えながら一緒に登校することにしました。
雪に慣れない子供に伝えた4つのこと
私は北海道出身です。雪が降る季節になると、小学校では下校班毎に集まり、雪が積もった後の注意点や、積もると危ない場所、絶対に行ってはいけない場所などを確認する時間がありました。
行ってはいけない場所。例えば、誰も足を踏み入れていない新雪の公園(がっぽり埋まって出られなくなってしまうから)、三角屋根の下(ツララや雪が落ちてくる)、電柱の周り(そこだけ温度が高くて溶けていて、すっぽり埋まってしまうことがあるから)。
実際にそういった場所で事故にあったり命を落としてしまう子供もいて、本当に起こった事故の事例などを毎年聞いていた話は、子供だった私には怖くて慎重になっていた記憶があります。
でも、息子たちは数年に一度の雪に「うほほーい!!」「雪合戦だ~!」「かまくらだ~!」って浮かれるばかりで、全く怖さみたいなものを感じていない。
だから、雪の楽しさとともに怖さも教えておきたいと思っています。今日は絶好のチャンス!この程度の雪で少し大げさかなぁと思うようなことも。
最低限伝えておきたいことを一緒に登校しながら伝えました。
ツルツルの上はズルズル歩き
ツルツルな路面は、足をスケートのようにズルズル引きずりながらゆっくり歩くのが安全です。
子供たちは慣れていないからか、昨日のただの雪の時点でツルツルすべって転んでいました…。
特に危ないのが、解けている場所が多いのに、日陰に入ったら突然凍っているような場所。実際今朝も通学路の日当たりが悪い場所だけ凍っていたので、その場所は気をつけてズルズル歩きをするように伝えました。
横断歩道の白いところは滑りやすい
横断歩道の黒いアスファルトやコンクリートの部分よりも、白く塗られている部分が滑りやすくなっています。
だから、凍っているように見えなくても白い部分はズルズル歩きで。
白い部分だけピョンピョン飛びながら歩くようなことは絶対しないようにと念を押しました(^^)
車は赤でも止まれない
寒い朝、夕方以降によくありますが、路面が凍結しているとスタッドレスタイヤをはいていたって滑るものは滑ります。
雪国で運転したことのある方は分かると思うのですが、20キロ以下で走っていても、うまく止まれないときはブレーキを何回踏んでもゆーっくりと進んでしまいます。「まだ前の車まで距離があるから大丈夫。あれ?止まらない、ぶつかる、ぶつかるー」って認識してるのに止まらない!
だから、横断歩道で青信号になったからといって、歩き出さないこと!車がきちんと止まれたことを確認してから歩き出すことが大切です。
屋根の下は危険
一番伝えたいこの項目。
北海道に住んでいるとき、小学生の行方不明事件がありました。色々な地方で目撃情報があったにも関わらず全然見つからなくて。
でも、冬が終わり雪が解けたら、行方不明の子の家の近くのスーパーの屋根の下から出てきたんです。
その事件が本当に衝撃で…。
それ以降も同様の痛ましい事故は聞きますよね。
なので、三角屋根の下は、水分を含んだ重い雪が落ちてきて危ない、ということを実際落ちそうになっている箇所を指差しながら歩きました。
積雪23cmで死亡事故は起こらないとは思いますが、雪の危険について一番伝えたいのがこの項目です。
さいごに
東京の雪による救急搬送者数は、降った当日よりも、翌日がダントツに多いというデータが朝のニュースで繰り返し紹介されていました。そのデータによると、翌々日も、当日より多い状態です。
子供たちにとって、雪はとても嬉しくて楽しいものですが、危険な部分もあります。それを伝えてあげることも重要かなと思います。
今日、明日まだまだ雪は残りそう。気を引き締めて、子供たちを見守りたいと思います(^^)