高尾山のふもとに、こんな素敵な場所があったなんて知りませんでした(*^^*)
小3長女、小1長男、年少組次男、いつも意見が分かれて全員楽しめる場所ってなかなか無いのですが、ここは子どもたちみんなに大人気!家族で高尾山に訪れる際は、また立ち寄りたいと思わせてくれる場所でした。
「高尾山599ミュージアム」との偶然の出会い
11月3連休、3人の子どもたち(小3、小1、年少組)と夫と私で高尾登山に行きました。
混雑を予想して、早め早めの行動をとり、12:40くらいには高尾山口駅に戻ってきたのですが、頂上で食べたおにぎりと、表参道の売店で買ったみたらし団子とソフトクリームではお腹が満たされなかった様子。
ふもとでそばでも食べようかと思いましたが、甘かった。どの店も並んでいて、中には20人以上並んでいるようなお店もありました(^-^;
私たちは仕方なく20号線沿いのファミリーマートへ行きました。
仕入れたおやつをどこで食べようか、と見渡すと、美しく整えられた芝生が。「高尾山599ミュージアム」でした。
広くて美しい芝生広場とじゃぶじゃぶ池
こんなありがたい場所があるとは全く知りませんでした。芝生広場はとても広く、日よけ用テントまで設置してあります。
3連休真っ只中だというのに、この空きっぷりも気に入りました。もしかして、2015年8月にオープンしたばかりで、それほど知られていない?!とても得した気分です(^^)
芝生広場の周りにはじゃぶじゃぶ池もあって、子どもたちは落ちていた真っ赤な紅葉を流して遊び始めました。
そして、7cmくらいのカマキリを見つけて大騒ぎ。周りの小さい子たちも集まってきて、ムシ観察が始まりました。子どもって、ムシの周りに集まって、すぐ友達になりますよね。ムシ友(^^)
羨ましいです。
飛んでいるカブトムシの標本!触れる木の実
ミュージアムを覗いてみると、入館無料!すばらしいですね(^^♪
家族5人で入ってみました。
そこで子どもたち(特に男子たち)が大興奮していたのが、飛んでいるカブトムシの標本です。
歩いている姿、羽を広げ始める姿、そして羽を広げて飛んでいる姿・・・飛び始めて着地するまでの姿を7つくらいの標本で表しています。
夫も、
「カブトムシの羽ってここにくっついてるんだぁ」
などと感心して見ています。
次に、木の実を触れるコーナー。
見るだけじゃなくて触れるって、とても魅力的ですよね。子どもたちが大好きなまつぼっくりやどんぐりから、つばきなど珍しいものまで。
「コン、コン」といい音が響き始めたので、音のなる方を見ると、ボランティアのおじいちゃんが木の実をテーブルに落としています。
「これ、見覚えないかい?羽子板の羽に付いてる実だよ」
よく見ると、確かにそうです!「無患子(むくろじ)」というのだそう。この実だけ、落とすととってもいい音がして、見事に跳ねます(^^)
子どもたちも「本当だ~!」と言って、喜んで落とし始めました。楽しそうです(^^♪
ちなみに、美術館ってだいたい写真NGですよね。でも、ここはOK!「どうぞどうぞ、いくらでも撮ってくださいね~」ととびきりの笑顔をもらいました。
小3の長女はさすが女の子。お花の展示をパシャパシャ撮影していました。
他にも、毒キノコの展示や小さいムシの標本、それにムササビやウサギの標本などもあり、見るのがとても楽しくて、子どもたちも飽きない美術館でした(^^)
同じ建物内にカフェもあります。そこはカフェで注文していない人も休憩できる場所。まだオープンしてからそれほど経っていないからか、3連休真っ只中だというのに、空いている席もあったりして。高尾山の混雑が嘘のような、ゆったりとした場所です(^^)
かかった費用と感想(娘より)
入館無料で、今回はカフェも利用しなかったので、かかった費用は0(ゼロ)です。
小3の娘がその日の晩、お布団の中で
「高尾山ミュージアムの近くに住んで、あの場所をうちの庭のようにして毎日遊びたいなぁ」
ってつぶやいていました。
もしかしたら、高尾山に登ったことよりも印象強かったかな(^-^;
でも、分かるよ。私も庭でゆったりできたし、剥製も標本も見応えあったし、何より、子どもたちの目が輝いていて、嬉しかったよ(#^.^#)